おっさんだってゲームがしたい

2021年12月31日金曜日

[2021] 年末だし今年やったゲームを振り返る

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気づけば2021年も終わりが差し掛かっているので、ここらで今年やったゲームを振り返っておきたいと思います。

今年やったゲームは37本

気づけば去年の倍くらいやってますね。インディーズが多かったのでタイトルあたりのプレイ時間は短かったのかなと思います。PS5対応のタイトルがそこそこ出てきたかなという印象ですが、面白かったゲームは軒並み旧世代機なのがなんとも言えないですね…

とりあえずランキング形式で順番に簡単に振り返ってみようかと思います。ワースト/ベスト3は記事の最後に載せます。

34. Bugsnax (PS5)

単純にキモいキャラたち

世界観が意味不明すぎるアクションゲーム。感性が完全に洋アニメのそれで、最初から最後まで意味不明。グランパスと呼ばれる謎の二足歩行生物が、バグスナックスと呼ばれる謎の虫を食べることで四肢を侵食されぐちゃぐちゃになります。まじでわからん。ゲーム性としてはアクション+パズルといったところで、バグスナックスがもつ様々な性質を利用して謎を解いていきます。難易度はかなり低くプレイ時間も短いので手軽に遊べて良きかな。

33. Maquette (PS5)

ミニチュアに箱を落とすと、現実世界にも落ちてくる

再帰的なマップを持ったユニークなパズルゲーム。目の前にあるミニチュアの世界に操作を加えることで、今自身がいる世界にも同じような変化が加わります。発想が非常に面白いのですが、内容が内容だけに結構なエスパー力ひらめき力が試されます。もうちょっと攻略にガイド的なものがあればよかったんですが、本当に突拍子もない攻略方法が要求されるので辛い…

32. CODE VEIN (PS4)

序盤のボスだけど多分最後の壁

GOD EATERシリーズでおなじみのSHIFT社による高難度アクションゲーム。ぶっちゃけBloodborneの表面だけをパクった薄っぺらいゲームです。高難度と言ってもボタン連打でOK、それどころか逃げ回っていればNPCが倒してくれるのでむしろ見ているだけでOKという非常に虚無なゲーム。なぜか正面からしか取れないバクスタも笑えます。マルチプレイもありますがラグがあまりにもひどすぎてまともに戦えません。が、むしろそのくらいラグがあったほうが面白いという謎のバランス。ストーリーは中二病全開ですが悪くはなく、キャラメイクはかんたんに可愛いキャラが作れるので、そういった要素に重きをおいているのならおすすめできます。

31. The First Tree (PS4)

きつねだから二段ジャンプもできる

きつねゲーやる企画第一弾。きつねになって夢の中を冒険します。内容は特になく、開発者の自分語りを延々と聞かされるだけです。

30. Furwind (PS4/PSV)

クオリティは低くないけどシステムが謎

きつねゲーやる企画第四弾。きつねが主人公のドット絵風の2Dアクションゲームです。ごく普通のプラットフォームアクションですが、基本的なところはしっかり作ってあります。セーブが有償なのでステージ中でお金を集める必要があるのですが、セーブするたびに要求される金額が増えていくので無駄に難易度が高くなっています。強制スクロールは結構難しいステージですが、PS Vitaでは処理落ちしまくるのでとても楽です。

29. ZERO ESCAPE 刻のジレンマ (PS4)

ストーリーもマンネリ気味

極限脱出シリーズ最新作で完結編。とある施設に閉じ込められた主人公たちが脱出のために様々なゲームに挑戦します。しかし、脱出のためには他の参加者たちを犠牲にする必要があり…。登場人物たちは90分毎に記憶を消されてしまため、プレイヤーは断片的な状況から物語を進めていきます。3作目ともなるとネタも概ねわかっているので前作までのような大どんでん返しもなく、脱出パートもおまけのような感じで難易度は低め。前作までの伏線回収も足りないので消化不良な一本。極限脱出シリーズが全てセットになったバージョンが販売されているので、プレイする場合はそちらをおすすめします。

28. ダックソウル+ (PS4/PSV)

適度に頭も使うので意外と面白い

タイトルが既にネタですが、某死にゲーとはなんの関係もない死にゲーです。1画面のシンプルな2Dアクションゲームで1プレイ数十秒とお手軽なゲームですが、某Wanna Be The Guyよろしく初見殺しトラップがあちこちに配置されており、何度も死にながらステージを攻略していきます。操作性はあまり良くありませんがステージは意外と工夫してあり、リトライも非常に速いのでストレスはあまり感じません。セールでとても安かったのでネタで買った1本ですが、意外と楽しめました。 

27. 無双☆スターズ (PS4)

ソフィーは強くてかわいい

コーエーテクモのキャラクターが勢揃いしたお祭り無双ゲー。無双シリーズをベースに、各タイトルの代表キャラクターたちが争いを繰り広げます。キャラゲーとしてはよくできているのですが、ストーリー分岐があるにも関わらずセーブを分けたりチャプターを途中から始められないのでなかなかに面倒。ブレイブと呼ばれるゲーム内レベルが導入されたため、攻略順は概ね固定されている上、相手とちょっとでもレベル差があると攻撃時に確定反撃をもらってしまうので非常にストレスフル。しかも味方は理不尽なまでに弱いので、延々とマップを走るゲームになっているのが残念です。ゲームとしてはいまいちですが、キャラ同士の掛け合いもちゃんと作られているので好きなキャラが参戦しているならおすすめです。

26. ライザのアトリエ2 〜失われた伝承と秘密の妖精〜 (PS5)

マップはまぁまぁきれい

ライザのアトリエシリーズ第二作。主人公たちはそのまま(追加キャラあり)に、1作目の続編を描いた作品です。戦闘システムや調合システムは前作に比べて簡単になっており、ゲームシステムは全体的に改善されています。が、ストーリーが圧倒的に劣化しており、気づけば知らないうちにラスボスを倒している始末。冒険の動機も小さく1作目のような物語を期待しているとひどい目に会います。なお太ももは依然素晴らしいです。

25. 真・三國無双7 Empires (PS4)

急に無双がやりたくなって再開したシリーズ。フリープレイだったかな。発売当初はあまりのバグの多さに炎上した本作ですが、アップデートにより普通に遊べるようになっています。Empiresシリーズですが調略は非常にシンプルで、ありとあらゆる事象が乱数のみで進むため適当にプレイしてもなんとかなる緩さ。君主を裏切ったあと次のターンに同じ君主に士官しても問題なし。この点は問題視されることが多いですが、個人的には無双シリーズで無駄に頭を使いたくないので手軽でよかったと思います。ただあまりにも薄っぺらいので周回する必要性があまりないかも。オリジナルキャラを三国志の中にぶち込んであれこれ楽しむのが正しい遊び方なのかもしれません。

24. ENDER LILIES: Quietus of the Knights (PS4)

振り返りモーションがもっさりで誤操作頻発

メトロイドヴァニアでダークファンタジーな2Dプラットフォームアクション。ソウルライクを銘打っており歯ごたえのある高難度アクションが特徴…のはずですがどちらかというと理不尽よりのバランス調整が気になりました。画面外からの追尾弾はもちろんのこと、もっさりした操作感も相まって結構ストレスフル。ボス戦もあまり楽しくなく作業感が強かったです。ただ探索要素はしっかりしており、集めたスキルを駆使してマップを隅々まで探索する楽しみはあります。世界観もよくできているので高難度に期待せず単純にアクションゲームとして遊ぶならおすすめです。

23. Godfall (PS5)

センスのないボスが多数追加

昨年発売されたクソゲーハクスラアクション。あまりの完成度の低さに絶望感しかなかった本タイトルですが、アップデートを繰り返してようやくスタート地点に立つことができました。頻繁に発生するフリーズの頻度は減り(長時間のフリーズが減っただけでプチフリは頻発します)、クラッシュもなくなりました(クラッシュしないだけでタイトルに戻されます)。糞すぎたドリームストーンもシステムが一新され多少遊びやすくなりました。以前はなかったマッチメイクも実装され、野良でのマルチプレイもできます(一部のモードのみ対応)。未だ駄作の領域は抜けてませんが最低限の製品としてのクオリティは確保できたのではないかと思います。PS4版もありますがPS5版よりバグが酷いらしい。

22. Life is Strange 2 (PS4)

力を持ってしまった少年の物語

Life is Strangeシリーズの三作目で、Life is Strangeの3年後を描いたアドベンチャーゲーム。高校生のショーン(プレイヤー)とその弟ダニエルに起こった事件とその後を追体験していきます。アメリカにおける社会問題を描いた作品であり、様々な理不尽がショーンたちを襲います。前作までと異なり選択肢による分岐が非常に多く、選んだ選択肢によってダニエルの倫理観に影響を及ぼします。もちろん特殊能力も顕在で、プレイヤーに対して能力を使うかどうかの倫理観を常に問いかけてきます。Life is Strangeの続編ではありますが、単体でも非常に面白いのでおすすめです。

21. 極限脱出ADV 善人シボウデス (PS4/PSV)

施設脱出のために心理戦を繰り広げる

極限脱出シリーズ第二作。謎の施設に閉じ込められた大学生シグマが、施設から脱出するためにノナリーゲームに挑戦します。時間軸をテーマにしたストーリーの完成度も高く、ノベルゲームの性質を活かした大どんでん返しが売り。脱出パートのバランスもよく、物語もテンポよく進むため、一気に最後まで攻略したくなる良ゲーです。ただし、すべてのエンディングへたどり着いても物語は完結せず、続編へと続くのがちょっと残念。しかも続編でも伏線は回収されず。

20. ZERO ESPACE 9時間9人9の扉 (PS4)

極限脱出シリーズの第一作。謎の施設に閉じ込められた主人公淳平が、施設を脱出するためにノナリーゲームに挑戦します。一作目ともあり物語はシンプルですが、終盤の盛り上がり方、カタルシスはシリーズ全作を通しても良くできており、個人的には一番面白かった作品です。続編に比べて分岐はシンプルで脱出パートもかなり簡単なので、手軽に遊べるノベルゲームとしておすすめです。

19. Lost Ember (PS4)

きつねゲーやる企画第三弾。主人公はきつねじゃなくて狼です。滅びた世界で相棒とともに世界が滅んだ理由を探しながら冒険を繰り広げます。狼以外にも様々な動物へと姿を変え、その動物の能力を駆使しながら様々な土地を訪れます。単純に世界を走り回るタイプのゲームですが、世界観がよくできており、隅々まで探索したくなるマップ構成が秀逸。インディーズなので安価ですが値段以上の価値がある良ゲーです。

18. Maneater (PS5)

飛ばねぇサメはただのサメだ

サメになって人を襲いまくるだけのゲーム。テーマ自体がすでにキャッチーですが、目的が非常にシンプルで操作も簡単、よくわからないアメリカンなナレーションも相まって爽快感はかなり高いです。PS5版はグラフィックもかなり綺麗でインディーズにしては完成度が非常に高く、アクションゲームとしておすすめできる1本。

17. 真・三國無双7 猛将伝 (PS4)

真・三國無双7の完全版。いくつかの追加コンテンツと、新規ストーリー「呂布伝」が追加されました。やること自体は変わりませんが、呂布伝のストーリーが非常に面白く、史実からのIFストーリーのカタルシスが素晴らしい。7は無双シリーズの中でもかなりの良作で、発売からしばらくたった今でも値下がりしていない珍しいタイトルです。無双シリーズ入門ならOROCHIシリーズがおすすめですが、三國無双を始めたいなら本作がおすすめです。

16. SCARLET NEXUS (PS5)

超"脳"力と呼ばれる様々な特殊能力で敵を倒していくアクションゲーム。バンナムのゲームということで全く期待していませんでしたが、セールだったので買ってみたところ意外と面白くてびっくりしました。超脳力自体はいわゆる念力のようなもので、フィールド上にあるオブジェクトを敵に投げつけたり、あるいは武器として敵を殴るなど様々な戦い方があります。他にも味方の脳力を一時的に借りてギミックを解くなど、アクションの出来は上々。ストーリーは中二病全開でワクワクしますが、細かい設定はガバガバなのはバンナムクオリティ。主人公はユイトとカサネの2人ですが、二人の物語がつながっていくわけではなく、似たような物語を2周することになるのがイマイチ。プレイ時間は短く難易度も低くアクションの爽快感はあるので、そういったアクションゲームを求めている人にはぴったりです。

15. 戦国無双 〜真田丸〜 (PS4)

戦闘だけじゃなくムービーもたくさん

戦国無双シリーズの主人公、真田幸村の生涯を描いた無双シリーズのスピンオフ作品。細かい部分は創作ですが概ね史実に沿って物語が進みます。特に戦国最後の戦である大坂夏の陣はBGMや演出も相まって非常にアツく、その他の合戦も演出が凝っており今までの無双シリーズとはひと味もふた味も違う無双です。

14. 仁王2 (PS5)

スピード感のある戦いがおもしろい

戦国死にゲー仁王シリーズの最新作。PS4版は昨年プレイ済みですが、今年PS5で完全版が発売されたので改めてプレイしました。グラフィックはもとからかなり綺麗だったので大きな驚きはありませんでしたが、超美麗グラフィックなのに60FPSでプレイでき、もとから短かったロード時間は更に短縮され気持ちよく死ねるタイトルになっています。仁王シリーズはストーリーも非常によく作られていて、特にエンディングは素晴らしいです。死にゲーとしては少し物足りないですが、ストーリーありマルチありハクスラありのアクションゲームを求めている人にはピッタリのタイトルです。

13. モンスターハンターライズ (NS)

頭殴っとけばOK

久しぶりのモンハン最新作。前作で不評だったスリンガーを廃止し、乗りと合わせて新たに翔虫システムが導入され、より立体的な行動が可能になりました。PSからNSへの移行もあり難易度は前作からかなり下がっており、初めての人でも楽しめる内容になっています。他にもホットドリンクの廃止など過去の不便な要素が軒並み削られており、非常に快適なモンスターハンターとなりました。ただ僕は操虫棍使いなのですが乗りが廃止されただの棒になってしまったのがとても悲しいです。弓最強。

12. New Super Lucky's Tale (PS4)

BGMの中毒性の高さが異常

XboxでリリースされたSuper Lucky's Taleのリメイク作。きつねゲーやる企画第五弾。ジャケットからしてクラッシュ・バンディクーのパクリっぽい本作ですが、クラッシュ・バンディクー以外にも様々なゲームをパクってオマージュしており、意外と完成度が高いです。ステージの難易度は非常に低く操作も快適ですが、すべてのステージを完全に攻略しようとするととたんに難易度が上がる素晴らしい調整。かなり難しいパズルがあるためアクションの腕だけでは攻略は難しいです。単純にネタとして買ったゲームですが思いの外面白かったので続編に期待したいです。

11. ラチェット&クランク パラレル・トラブル (PS5)

爽快感で右に出るゲームはないと思う

ラチェット&クランクシリーズ最新作。PS5の性能を最大限に引き出したタイトルで、グラフィックの美しさ、ロードの速さ、爽快感どれをとっても最高峰のアクションゲームです。ゲーム自体は文句なしの面白さなのですが、それを上回る圧倒的な量のバグが残念。流石に今は修正されていると思うので、PS5を買ったら真っ先に遊んだほうがいい作品です。

10. Kena: Bridge of Spirits (PS5)

エフェクトがとても気持ちいい

アニメーションスタジオが開発したアクションゲーム。可愛いらしいキャラクターとは裏腹に、超骨太なアクションが特徴。特にボスの強さが死にゲーのそれで、何度も死んで覚えるデザインになっています。特にパリィのエフェクトが非常に気持ちよく、タイミングはシビアなもののガンガンパリィを決めて戦っていく戦闘は非常に爽快感があります。一方で死にゲーほどの難易度はなく、ボス戦も数回戦えばモーションを覚えられる程度なので、死にゲーに抵抗がある方にもおすすめできます。

9. Ghost of Tsushima Director's Cut (PS5)

新たな強敵も登場

Ghost of Tushimaの完全版で、新たなマップ壱岐が追加されました。壱岐では主人公境井仁の過去と対峙する内容となっていて、かなりのボリュームがあります。特に追加の装備が非常に強力で、一対多の戦闘をよりかっこよくこなすことができるようになります。PS5版ではテクスチャがより精細になっており、またファストトラベルによるロードが一切なく非常に快適に対馬を走り回ることができます。

8. ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜 (PS4)

FDK(太い、デカい、かわいい)

太ももでおなじみのアトリエシリーズ。戦闘システムはやや複雑ですが、今までよりもかなりシンプルになった調合システムが特徴。またストーリーが非常に良く作られていて、遊べば遊ぶほど世界に引き込まれていく作りが優秀。なぜ続編でこのストーリーが作れなかったのか…本当にアトリエシリーズとは思えないくらいストーリーが面白いので、太ももにあまり興味がない人にもおすすめのタイトルです。

7. DEATH STRANDING: DIRECTOR'S CUT (PS5)

追加ストーリーが神

小島プロダクションによるオープンワールドアクションDEATH STRANDINGの完全版。追加マップはありませんが、国道が増えたりレースができたり、新たなストーリーが遊べるようになっています。とくに追加ストーリーはかなり短いですが世界観を補足するとてもいい話なので全配達員が今すぐ遊ぶべき。一方各地に配置された建造物の同期がリセットされているため、ジップライン等のつなぎ直しが必要になっていてそこはちょっと面倒です。まぁまた最初から配送経路を作れると思えばそれもまた楽しいんですけどね。

6. Spirit of the North (PS5)

とにかく雰囲気が素晴らしい

きつねゲーやる企画第二弾。主人公はきつねとなって、滅びた世界を冒険しながらその理由を探っていきます。既視感のあるストーリーですが、本作の特徴は一切の言語が用いられていない点です。画面上のUIも特にないため、映画を見ているような感覚でプレイでいます。世界観もまとまっており、それを表現するグラフィックもや音楽も美しく、グッと世界に引き込まれます。ゲームとしては多少のパズル要素はあるものの難易度はそこまで高くなく、ゲーム性故に万人におすすめできるタイトルではありませんが雰囲気ゲーが好きな人には絶対に遊んでほしい作品です。

5. Bloodborne (PS4)

死は始まりに過ぎない

おなじみのフロム・ソフトウェアによる死にゲー。ガードができない代わりに超高性能なステップを使用したスピード感のある戦闘が特徴。故に難易度は他の死にゲーよりも高く、序盤からとにかく死にまくります。一方で他の死にゲーと違いある程度の被弾前提で立ち回る必要があるので、それに慣れることができるかどうかで攻略の難度は大きく変わってきます。血をテーマにした世界観は非常に完成度が高く、探索の面白さやフレーバーテキストから物語を考察する楽しみも顕在。ただアクションの幅は狭めなので、代わりに瞬発力や精度が求められる場合が多い印象です。そういった意味でも他の死にゲーとは一線を画すタイトルだと思いました。

4. Detroit Become Human (PS4)

人とはなにか

アンドロイド技術が発達した近未来が舞台のアクションノベルゲーム。突然変異によって個を獲得したアンドロイドたちが、人間たちと共存していく道を模索していきます。人間にとってアンドロイドは命令に従って動くロボットであり、当然アンドロイドと人間の間には大きな溝が生まれます。いずれ来るであろう、AIと人間が共存していく未来とそこに起こりうる問題を提起した素晴らしい作品です。

ベスト3

ここからはやってよかったゲームベスト3です。

3. SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE (PS4)

やっぱ弦一郎よ

「SEKIROから逃げるな」でおなじみの高難度アクションゲーム。遅ればせながら追加コンテンツをプレイしました。スタミナを廃止し、代わりに「体幹」を導入したことで生まれたスピード感のある死闘感はそのままに、追加コンテンツではボスとの再戦と連戦、新規モーションが追加されたボス3体との死闘を繰り広げることができます。本編からは想像もつかないほど強化された3体のボス戦の完成度が非常に高く、やはり何度でもプレイしたくなるレベル設計が秀逸。PS5ではロード時間も短く60FPSで爽快感のある死闘が可能です。

また新たなアバターと敵が使う強力なスキルも導入されており、それらを使ったより魅せるプレイもできるようになりました。遊ぶだけでなく、他の人のプレイを見るだけでも楽しめる神ゲーです。来年もガンガン周回していきたいです。

2. メトロイドドレッド (NS)

戦闘は難しめ。演出がかっこいい

メトロイドシリーズ最新作にして、18年ぶりの続編。メトロイドシリーズはすべてプレイ済みで本作の発売がとても楽しみでした。ゲームシステム自体は前作サムスリターンズを踏襲しており、スピード感のある派手な戦闘が楽しめます。メトロイドといえば探索ですが、本作でも探索の楽しみは顕在。様々なアクションを駆使してアイテムを集めていく楽しみはまさにメトロイドのそれです。過去のメトロイドシリーズに比べると戦闘の難易度はかなり上がっており、序盤からボスに何度も殺されることになると思いますが、直前のエリアからのリトライなので再戦自体は余り苦になりません。

本作ではE.M.M.Iと呼ばれる強敵がマップのあちこちに存在し、捕まるだけで即死という理不尽要素があります。正直この要素だけはただただ面倒なだけで何が面白いのかわかりませんでした。序盤はともかく終盤のE.M.M.Iはクソみたいなスキルを持っているので回避策も特になく、運だけで突破せざるを得ません。これがなければ完璧なゲームだったのに…と思うと少し残念です。

今までのメトロイドとは少し雰囲気の違うメトロイドですが、やはりアクションゲームとしての面白さは絶品なのでNintendo Switchを持っている人は今すぐ買って遊びましょう。

1. Slay the Spire (PS4/iOS)

心臓2ターン目はだいたい事故る

映えある神ゲーの第一位はローグライクとデッキビルディングをかけ合わせたカードゲーム、Slay the Spireです。難易度は非常に高いのですが、ルールが非常にシンプルかつバランス調整が絶妙でリプレイ性が非常に高いのが特徴。たくさんのフォロワーが発売されましたが、原点であるこのタイトルを超えられるものはないでしょう。もともとはSteamで発売されたゲームですが、PS4を始めSwitch、iOS、Androidとありとあらゆるプラットフォームで動作するのも嬉しいところ。

本作は4体のキャラクターが存在し、各々異なった性質を駆使して塔を登っていきます。アセンションと呼ばれる難易度が20段階設定してあり、序盤はともかく終盤は非常に高い難易度を誇ります。しかしプロプレイヤーはそれでも50%近い勝率を叩き出すことができるようで、如何にこのゲームがバランス良く作られているかがわかります。カードのピックアップ一つをとっても先を読む力が試されており、その点では将棋のような戦略性が求められます。意図通りのデッキを組むというゲーム性ではなく、都度獲得したカードでデッキをリアルタイムに構築していくゲームですが、それでもコンボが決まったときの爽快感は大きく、ロマンを求めてカードをピックするのもまたこのゲームの醍醐味です(そういうピックの場合はだいたい途中で死にます)。

動画の見た目は地味ですが、遊んでみると本当に面白いので、ぜひともプレイしてもらいたい一本です。

ワースト3

ここからは微妙だったゲームたちです。

35. Kawaii Deathu Desu (PS4/PSV)

ドット絵はぬるぬる動いてとても可愛い

ドット絵に惹かれて購入したゲーム。プレイヤーはアイドルになって、左右から遅いくるファンたちを叩き切るという非常にシンプルな操作性。スマホにありがちなポチポチゲーですがドット絵がとても可愛いです。ただ要求される連打数が尋常じゃなく、コントローラーが壊れるくらい連打を求められます。連コン必須。特に難しい要素はないですが、要求される連打数がバグかと思うくらい多いので評価はマイナス。

36. フォクシーランド (PS4/PSV)

シンプルではあるが面白くはない

なんの特徴もない2Dアクションゲーム。きつねゲーやる企画第六弾。駄作です。ステージ数は多いですが代わり映えのないステージばかり。操作性も最悪なのに精度の高い操作を求められるのでストレスしかたまりません。本当に特徴のないゲームです。

37. フォクシーランド2 (PS4/PSV)

1作目より操作性が悪い…

なんの特徴もない2Dアクションゲーム。きつねゲーやる企画第七弾。駄作です。ステージ数は多いですが代わり映えのないステージばかり。操作性も最悪なのに精度の高い操作を求められるのでストレスしかたまりません。本当に特徴のないゲームです。

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