おっさんだってゲームがしたい

2021年12月28日火曜日

[PS4/トロコン] Bloodborne

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知人に勧められたので今更ながら死にゲーの金字塔、Bloodborneに着手しました。噂に違わぬ難しさで序盤から躓きましたがなんとかクリアすることができました。

プラットフォーム
PlayStation 4
ジャンル
アクションRPG
発売日
2015年03月26日
おすすめ度
★★★★☆☆☆☆☆☆(4/10)
難易度
★★★★★★★★☆☆(8/10)
トロフィー難易度
総合
★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2/10)
スキル
★★★★☆☆☆☆☆☆(4/10)
作業
★★★★☆☆☆☆☆☆(4/10)

概要

死にゲーでおなじみのフロム・ソフトウェアによる新しい死にゲー(当時)。盾によるガードがなくなった代わりに高性能ステップと銃による遠距離パリィを用いたスピード感のある戦闘が特徴です。

作り込まれた世界観、マップ

名状しがたいウネウネしたものもいます

ソウルシリーズといえばその世界観の完成度が特徴的ですが、Bloodborneも例に漏れず素晴らしい世界観です。マップのデザインやキャラクターのモデル、モーションまで作り込まれており、特に序盤の市街地のマップは歩き回っているだけでも楽しめます。ストーリーも前面に押し出されているわけではないですがしっかり作られており、アイテム等のフレーバーテキストも世界観の妄想に一役買っています。

圧倒的高難易度のレベルデザイン

序盤の壁。倒すのに10時間かかりました

他のソウルシリーズと異なり、Bloodborneにはガードがありません(装備次第ではできないことはないですが、性能はとても低いです)。敵の攻撃を凌ぐには回避をする他ありません。そのため敵の攻撃をやり過ごすリスクが非常に高く、気を抜けばあっという間に倒されてしまいます。プレイヤーと敵両方の行動速度が速いことも相まって非常に高い難易度となっています。最初のボス突破率が50%を切っており、序盤を突破することすら容易いことではありません(フリープレイで配信されているので実際にはもっと高いと思います)。骨太なアクションが好きな方にはおすすめできますが、生半可な覚悟で挑むと痛い目に合うでしょう。

被弾前提のデザイン

高HP、高火力、広い攻撃範囲、高速攻撃、アーマーすべてを持ち合わせた強敵(雑魚)

他の死にゲーと違い、Bloodborneは被弾しつつ反撃するデザインになっています。もちろん回避前提ではありますが、場合によってはゴリ押しが有効な場面もかなり多い印象でした。また敵のモーションが非常に速く、瞬発力以外での回避が不可能な場面も多いため、回復薬をガンガン使って攻略する必要があります。そのせいか、他のゲームに比べて回復薬の所持量が多く、また回復モーションも短めに設定されています。また、リゲインと呼ばれる、攻撃を受けたあと一定時間内に相手にダメージを与えるとHPが回復するシステムもあり、この被弾前提のデザインに慣れるかどうかがこのゲームの攻略のカギになってきます。

アクション面は微妙かも

スピード感のあるアクションが売りのタイトルですが、アクションの幅はかなり少なく、これを良しとするかどうかは賛否が分かれそうだなと思いました。雑魚戦もボス戦も、基本的には「ステップして斬る」「たまにパリィ」だけで他にアクションの選択肢はありません。一応秘術という魔法のようなものもありますが1周目ではステータスや入手タイミングの都合上殆どが使用できません。代わりに前兆モーションが著しく短く瞬発力を求められるシチュエーションがかなり多く、SEKIROのように死んで覚えるのがかなり辛い印象を受けました。それ故になんとなくでボス戦を乗り切ってしまうことも多く、達成感を感じられないボスが多かったのも事実です。

あまりにもひどすぎるカメラ

大型ボスでロックするとずっとこんな感じ

今までいろんなアクションゲームをやってきましたが、ここまでひどいカメラは初めてでした。ボスの大半は大型モンスターであり、ロックするともはや何も見えないので適当に回避を連打する他ありません。この場合ロックせずに戦うことになるのですが、コントローラーの作り上カメラ操作(右スティック)と回避(×ボタン)は同時には操作できないので特殊な持ち方をするか、やはり回避連打せざるを得ません。特に大型かつ動きが素早いボスは背後から殴られまくるのでストレスフルです。またステップの距離が非常に長いため、雑魚戦でも凄まじい勢いでカメラが回転し、マップの把握が困難です。

トロフィー攻略

前述の通りゲームプレイそのものの難易度は非常に高いですが、トロコン自体にはゲームをクリアする以上のスキルは求められません。コンプリート時間は60時間程度でした(DLC込み)。エンディングが3種類用意されているため最低でも3周する必要がありますが、ラスボス戦直前にセーブデータをバックアップすることで1周でコンプリートできます。クリア後は問答無用で次の周回に突入するので注意。

一部攻略情報なしでは獲得が難しいトロフィーがあるので、1周で獲得したい方は最初から攻略サイト等で情報を集めておくといいと思います。一応ネタバレを回避したい人のために以下に獲得が難しいトロフィーへのヒントを載せておきます。

トゥメルの女王、ヤーナム

おそらく最難関であろうトロフィー。聖杯ダンジョンのボスであるヤーナムを倒すとクリア。ボス戦自体が飛び抜けて難しいわけではありませんが(普通に難しい程度)、そこに至るまでの道筋が非常に長く、また一部の聖杯ダンジョンの難易度が異常です。本当に面倒なのでマルチで手伝ってもらったほうがいいと思います。

聖杯ダンジョンの攻略順は、「トゥメルの聖杯」→「中央トゥメルの聖杯」→「深きトゥメルの聖杯」→「病めるローランの聖杯」→「冒涜の聖杯」→「イズの大聖杯」→「トゥメル=イルの大聖杯」です。この順番でクリアするのが最も効率的ですが、儀式に必要な素材が全然足りないのでダンジョン内の探索はしっかりこなしましょう。中には隠し通路があるダンジョンもあるので、そういった点でもマルチで経験者とともに進んだほうが効率的です。

冒涜の聖杯が最難関です。このダンジョンはプレイヤーのHPが半減する効果があるため、レベル次第では雑魚/ボスともにワンパンで終わります。ボスも強敵ばかりなので、クリア直前or2周目くらいのレベルになってから挑戦するほうがいいと思います。聖杯ダンジョンは周回によって難易度があがることはありません。

カインハースト/殉教者ローゲリウス

中央にある青っぽい塔に近づく

必須ではないマップ「カインハースト」への到達、そしてそのマップのボスである「殉教者ローゲリウス」を倒すことでそれぞれ獲得できるトロフィーです。このマップへ到達するには非常に複雑な手順を踏む必要があり、初見プレイではまず気づけないでしょう。以下に手順をまとめます。

まずヘムウィックの墓地街を攻略し、ヘムウィックの魔女を倒します。その後、禁域の森へ行き、集落の檻がたくさんある場所付近の洞窟を進みます。洞窟を抜けるとヨセフカの診療所にたどり着くので、診療所内で「カインハーストの招待状」を入手してください。招待状を持った状態で、ヘムウィックの墓地街の灯り「魔女の館」近辺の広場中央の石碑に近づくことでイベントが発生し、カインハーストへ行くことができます。ちなみにカインハーストへ行けるのはこの1回のみなので、カインハーストで灯りをつけ忘れるとその周回では行くことができなくなるので注意。ここでしか手に入らない武器もあるので、トロフィー「狩人の極意」に影響がでます。

聖歌隊/星の娘、エーブリエタース

祈っているババアの直ぐ側の柵が壊れている

必須ではないマップ「聖堂街 上層」への到達、そしてマップのボスである「星の娘、エーブリエタース」を倒すことでそれぞれ獲得できるトロフィーです。このマップへ到達するには、隠し街ヤハグルで入手できる「上層の鍵」が必要です。上層の鍵は、赤い月出現後の隠し街ヤハグルの3体目の「鐘を鳴らす女」の周辺にあります。ババアがいっぱいいるエリアの柵が壊れているのでそこから降りてください。

夢の生地

この辺から紐3本の方へローリング

医療教会の工房最下層への縦穴の途中にある「捨てられた古工房」に到達すると獲得。落下ダメージが痛いのでHPは常に満タンにしておいたほうがいいと思います。

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