おっさんだってゲームがしたい

2019年9月8日日曜日

[PS4/トロコン] Borderlands: The Pre-Sequel

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2019年6月のフリープレイ枠(ディスカウント)として提供されたBorderlands Double Deluxe Collectionから「Borderlands: The Pre-Sequel」をプレイしました。普段FPSはあまりやらないせいかかなり苦戦しました。

プラットフォーム PlayStation 3/PlayStation 4/Xbox360/Xbox One/PC
ジャンル RPGシューター
発売日 2014年10月30日(PS3)
おすすめ度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)
難易度 ★★★★★★☆☆☆☆(6/10)
トロフィー難易度 ★★★★★☆☆☆☆☆(5/10)

概要

ヒャッハーな連中が襲ってくる

独特なカートゥーン風のレンダリングが特徴の人気のRPGシューター「Borderlands」シリーズの3作目です。borderlandsシリーズは、FPSをベースにストーリーを進めるRPG、武器を厳選しながら自らを強化していくハックアンドスラッシュ要素をあわせたゲームです。

本作はBorderlands2の前日譚らしいですが、シリーズ初プレイなのでストーリーの関連性はよくわからず。惑星Pandraの衛星(月)であるElpisを舞台に、Vaultハンター達がヒャッハーする感じのゲーム。

もとはDLCだったらしくボリュームが少ないという人もいますが、サイドミッションも含めると初回は結構時間がかかります。ただ2周目は1日でほぼ終わったので慣れている人にとってはボリューム不足かもしれません。

個性豊かなキャラクターたち

どの能力を育てるか選ぶ

プレイアブルキャラクターは4人(3人と1体)で、DLCを含めると6人います。どのキャラクターもクセ個性が強く、攻略方法も多様です。また各キャラクターごとにスキルツリーが存在し、自分の戦い方に合わせてスキルを組み上げていく面白さがあります。

ローカライズが素晴らしい

アメリカンな言い回し

登場人物は揃いも揃ってゲス野郎ばかりなので、ゲーム中も非常に下品なセリフがマシンガンのように休む暇なく繰り出されます。ヒャッハーな世界観づくりに一役も二役も買っている印象ですが、英語版ではどんな感じなんでしょうか。キャラ名は英語のままですが、Badassとかを変な日本語に訳すよりかはそのままのほうが雰囲気があっていいと思います(Badassは日本語で言うところの「ヤベェ」みたいな感じ、あと屈強とかそういう意味のスラングです)。

DLCのテーマ曲の中毒性が高い

これね。ちゃんとローカライズされて日本語版が作られているあたりに愛が感じられます(他の曲も日本語版があります)。この曲はとあるボス戦で何度も聞くことになるので中毒間違いなしです。

マップが複雑でわかりにくい

本作のマップは平面ですが、実際のフィールドは三次元的で高低差が激しい為、目的地にマークはつくもののそこまでの道のりが非常にわかりにくいです。特に道なき道を進むような場面も多々あり、デスペナルティが大きい割に死んで行ける場所を見つけないといけないこともあります。

この足場は乗れそうだけど判定がないのでマグマに落ちて死ぬ

さらに、行ける場所と行けない場所の区別が非常につきにくく、足場に乗ってみたら判定がなくそのまま落下死、なんてこともあります。坂道も登れる場所と登れない場所があったり、同じ岩場でも判定がある場合とない場合があったりととにかく死にやすい作りです。更に困ったことに、登れない坂道もジャンプ連打で登れる場所と登れない場所があり、登らないと目的地にたどり着けないというクソみたいなミッションもあるのでフィールドの作りは最悪の一言に尽きます。

他にもほんの5cmくらいの段差に引っかかって移動できなくなったり、なにもないところで突然ハマって操作不可能になる(ジャンプで脱出はできる)など、戦闘中にことごとく殺しに来るトラップが多くストレスフルな作りになっています。

プレイヤーと敵の性能差が激しい

終盤は雑魚戦でもワンパンですべてを失う

FPSってこういうものなのかもしれませんが、プレイヤーに比べて敵の性能が著しく高く感じます。敵は回避行動を取るし、体力もこちらの何十倍もある場合があります。 命中精度も異常で、遠距離から移動しながらほぼ完璧にこちらを狙撃してきます。その上数も多く中には空を飛んだり分裂したり、回避不能な超遠距離の範囲攻撃をしてくることもあります。こちらは回避ができず、前方以外のダッシュもできない上、隠れる場所もほぼない(隠れる場所があっても敵が詰めてくる上しゃがんでも当たるので意味無し)状態での戦闘なので、まともに戦っても蜂の巣にされてしまいます。

致命的なバグが多い

もっと先で鍵を開けているはずのClaptrap

クラッシュすることはあまりありませんが、フラグ管理が非常に雑なのでストーリーが進行しなくなることが結構あります。その時はOPTION(スタート)ボタンから終了→続行を選べば解決します。

その他致命的なバグとして、敵が壁や床にハマって動けなくなる、というバグがあります。壁の中なのでこちらからの攻撃も当たりません。通常は問題になりませんが、討伐対象だったり、DLCのHPが常時減り続けるアリーナなどでは詰みですので、上記の終了→続行で対処します。

ありがちですがプレイヤーも隙間に挟まって身動きが取れなくなることがあります。その場合も終了→続行です。

また細かいバグとして、全然関係ないミッションの会話が再生されることがあります。どうやっても直らないので諦めましょう。ゲームの進行には影響ありません。

攻略

僕はBorderlandsシリーズは初で、FPS自体もほとんど経験がありません。そのせいか全体的に難易度は高く、特に序盤はかなりの手応えを感じました。中盤以降もどんどん難易度は上がっていきますが、慣れもありそこまで苦労はしませんでした。本作にはハクスラ要素があり、基本的にはレベルを上げて該当レベルの武器を使用しないと攻略は難しくなります。全体的にマルチプレイを前提としたレベル設計になっているように感じました。

序盤はあまり関係ありませんが、中盤(ロボット軍団をつくろう)くらいから敵が急激に強く(固く)なるので、このへんから属性を考えながら攻略していく必要があります。といっても、シールド持ちにはショック属性、機械(体力ゲージが黄色)にはコロッシブ属性、の2つだけ覚えておけば問題ありません。

攻略サイトはまったりトロフィー日記こちらのサイトがとても詳いのでおすすめです。ただし、アップデートで確率だけは下方修正されているので、確率に関する記述は現バージョンでは参考にならないので注意してください。

おすすめのキャラクター

洋ゲーのおっさんは強い

プレイが初めて、あるいはFPSに慣れていない場合は、キャラクターはWilhelmがおすすめです。アクションスキル「Wolf and Saint」は自律ドローンを呼び出し自動で敵を攻撃、さらに自分のHPを回復するというかなり強力なスキルで、とりあえず出しておけばなんとかなります。本作は回復手段がほぼないにも関わらず敵の攻撃が非常に痛いので、任意のタイミングで回復することができるWilhelmは非常に強力です。

スキルツリーは、Hunter-Killer(緑)のOmega Strikeを最優先に習得しましょう。Omega StrikeはWolfの武器がすべてミサイルになるスキルで、飛躍的に火力が上昇します。途中のVenom Boltsを習得すればコロッシブ属性の範囲攻撃となり非常に強力です。

武器

武器厳選もこのゲームの面白いところ

本作には様々な武器が存在します。武器はランダムに生成されるため、本当に多種多様です。武器種は全6種あります。

  • アサルトライフル: 連射に優れる武器。ただし連射時のブレが大きいため扱いづらい。
  • ピストル: とても平均的な銃。保持できる弾数が多く、色んな場面で活躍するので1丁は持っておくといいです。
  • サブマシンガン: 連射に優れる武器。アサルトライフルと違い連射時のブレが少ないことが多いため、こっちがおすすめ。
  • ショットガン: 近距離での威力に優れる武器。ただしマガジンサイズが小さく、少しでも離れると極端に当たりにくくなるため扱いにくい。
  • スナイパーライフル: 長距離狙撃と単発の威力に優れる武器。リロードは遅めですが、ヘッドショットなら一撃で敵を葬ることもできます。本作では必須です。
  • レーザー: エネルギーを放射する武器。このカテゴリ内でもいくつかの種類に別れます。中でもビームは属性攻撃が強く、シールドを破るのに役立ちます。

これらの武器はメーカーによって特性も違います。火力重視でリロードが遅かったり、属性が強力だったりと様々なので、自分の戦い方にあった武器を選びましょう。ただショック属性のスナイパーライフルとレーザー(ビーム)はシールドを破るのに必須かもしれません。

死んだらリセット

本作はセカンドウィンドという、ダウン中に敵を倒すことで復活できるシステムがあります。Wilhelmを使っていればWolfが勝手に敵を倒してくれるので意外と死にません。ただ、デスペナルティが所持金の7%とかなり痛く、終盤はウン十万という大金を持っていかれるので死んだらセーブが入る前に終了したほうがいいと思います。その場合はゲートまで戻され敵は復活し弾薬も減ってしまいますが、所持金を失うよりかはマシだと思います。なお終了しなかった場合、ゲートまで戻されますが敵は復活せず、弾薬もある程度復活します。

PS3版とPS4版の違い

PS4版はPS3版のリマスターですが、ハードウェアが異なるため違いがそこそこあります。難易度やトロフィー獲得に影響しそうな違いは以下のとおりです。

違い PS3版 PS4版
オンライントロフィー 画面分割では2人プレイしかできないので、オンラインは必須です 画面分割で4人プレイまで可能なので、オンラインは不要です。(コントローラは2つ必要)
SHiFT Code(金の鍵) 使えます。 利用規約ページの読み込みができないバグがあり、PS4単体では利用不可。一度PS3で利用規約に同意してからPS4にセーブデータを持ってくる必要があります。また、定期的にログインに失敗するのでログインに成功したときにすべての金の鍵を受け取っておきましょう。
フレームレート 1人プレイでもかなり落ちます。常時20FPSくらいなのでめちゃくちゃ酔います。 1人プレイなら快適です。画面分割4人でも多少重くなりますがPS3ほどではありません。
経験値稼ぎ 画面分割で可能です PS4の仕組み上、同一端末上で同一アカウントを複数利用することができません。したがって画面分割を利用した稼ぎはできません

他にもPS3版にはなかったムービーがPS4版には追加されています。またPS4版はDLCも同梱されています。

トロフィー攻略

ゲーム自体はある程度手応えがありますが、トロコン自体にスキルは要求されません。ただし、作業トロフィーがそこそこあるので時間はかかります。DLC込み、ソロプレイのみで110時間ほどでした。

また、先述の通りPS3版ではオンライン環境が必須なので注意してください。クロスセーブ可能なのでPS4とPS3を行ったり来たりしながら集めると効率的です。

役に立ちましたヨネ?

作業トロフィー。Claptrapのアクションスキルで、15種類すべてのアクションを発動させると獲得。15種中9種は初期から発動可能で、残りの6種類はスキルツリーで解放する必要があります。そのため、Lvは最低でも25必要です。トロフィー狙いのプレイであれば、初期キャラにClaptrapを選ぶといいと思います。

「メディカル ボット」と「ナンセンス サクリファイス」はCoop限定ですが、画面分割でも問題ありません。この2つはなかなか発動しなくて大変でしたが、おそらく以下の条件が揃える必要があるのではないかと思います。

メディカル ボット

一番苦労したアクション。発動条件(推測)は以下の通り。

  • スキルはアクションスキル以外すべて外す。スキルを習得しているとそのスキルが発動してしまうようです。
  • Coopは2人でやる。4人でやるとナンセンスサクリファイスが発動しやすくなるようです。
  • 自分と味方の両方の体力を大幅に削る。
  • 戦闘中である(ミニマップに赤い丸がある)。

ナンセンス サクリファイス

確率は低いらしいですが、体感だと結構発動します。

  • Coopは4人でやる。人数が多いほど発動しやすいみたいです。
  • 味方をダウン状態にする。HPを削っただけでも発動するようですがダウン状態のほうが発動しやすいみたいです。全員をダウン状態にする必要はありません。
  • 戦闘中である(ミニマップに赤い丸がある)。

基本的にはどのアクションも戦闘中でないとカウントされないようです。また、攻撃系のアクションは敵に攻撃を当てないとカウントされていないような気がします。

チャレンジャー

作業トロフィー。1キャラで全てのチャレンジをLv2にすると獲得。圧倒的作業量ですが、Lv50到達までにほぼ全てのチャレンジは達成できていると思います。以下に意識しないと大変なものを挙げておきます。

毎日の仕事

ムーンストーンを使用しないグラインドを50回行うと達成。回数はかなり多いですが、金の鍵が使えるなら大量に武器が手に入るので、それでレジェンダリを作りながら適当にやっていれば達成できます。

パーツの数よりも偉大な結果

グラインダーでルーンシャインが付与された武器を20個生成すると達成。ルーンシャインはムーンストーングラインドをすると4〜5割くらいの確率で付与されます。Lvが高いと消費するムーンストーンも多くなるので、Regolith Rangeの財宝箱を漁って低Lv武器を集めるといいと思います。なぜRegolith Rangeなのかは後述。あるいは4人Coopにしてトレードで武器を集めるという手もあります。

巻き添え

ロケットランチャーの爆風で200キルすると達成。Lv1だけであれば5体ですが、「ミサイル マグネット」を解放するためにLv5まで上げる必要があります。Titan Industrial Facilityに無限にTorkを産み出すTork Queenがいるので、ここでTorkを狩り続けると楽です。弾薬が高いので5体くらいずつまとめて倒すといいと思います。このチャレンジを消化する段階でミサイルマグネットも概ね達成されていると思います。

全部食らえ

ショットガンの接射で750キルすると達成。同じく「なせばなる」を解放するためにLv5まで上げる必要があります。敵に相当近づいて撃つ必要があり、また量がかなり多いので時間がかかります。Regolith Range(ボス攻略に向かう際の入口から入る)に雑魚が大量に湧くので、そこでScavを狩ると効率がいいと思います。他にもKraggonあたりも分裂するので効率がいいです。

スコープなしの全方位射撃

ジャンプ中に360度回転したあと、着地するまでにスナイパーライフルでキルすると獲得。最終的に撃ったときの角度が適用されるようで、360度回ったあとに角度を戻すと達成扱いになりませんでした。

エレメンタリスト

クリオ、ショック、ファイア、コロッシブすべての属性を敵にいっぺんに与えると獲得。Claptrapのアクションパッケージ「レーザー インフェルノ」(レインボークーラントで習得)を当てるのが楽だと思います。いろんな属性の装備をして遊んでいるだけでも意外と獲れます。

誰を誘う?

画面が小さいので大きいテレビが必要

サイドミッション「Sub-Level 13: パート2」を4人Coopでクリアすると獲得。PS3版は画面分割で2人Coopまでしかできないので一人では獲得不可能。PS4版はPSボタン長押し→ユーザ切り替え→ゲストでログイン→参加を繰り返せばコントローラーが1つでも獲得可能です。

4人でクリアが条件なので道中は1人でもクリア時に4人いれば獲得できますが、移動が面倒なので最初から4人のほうが楽です。

Guardianの守人

サイドミッション「ガーディアンハンター」で、ミッションの最後に「Master Poacherを殺す」を選ぶと獲得。失敗するとその周回では獲得不可能なので、失敗したらセーブが発生する前にゲームを終了させましょう。またバグもあり、殺すを選んでも獲得できないこともあるようです。さらに、Master Poacherを殺しても何故か選択肢は「Master Poacherに渡す」になることもある(あった)ので、セーブをバックアップしておいたほうが安心です。

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