おっさんだってゲームがしたい

2024年9月18日水曜日

[PS5/トロコン] Steelrising

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以前からやろうと思いつつも時間が取れなくてプレイできなかったフランス産ソウルライクSteelrisingをプレイしました。

プラットフォーム
PlayStation 4他
ジャンル
アドベンチャー
発売日
2020年4月2日(PS5)
おすすめ度
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)
難易度
★★★★☆☆☆☆☆☆(4/10)
トロフィー難易度
総合
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)
スキル
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)
作業
★★★★★☆☆☆☆☆(5/10)

概要

フランス革命をテーマとした(一応)高難度ソウルライクアクションゲーム。ゲームシステムは概ねソウルライクを踏襲しています。

丁寧に作り込まれたマップ

フランスっぽい華やかさ

本作の一番の特徴は、その作り込まれたマップ構造にあります。デモンズソウルのようなステージ選択制ではありますが、各々のマップは複雑に入り組んでいて慣れるまでは迷うこと必至。ショートカットもたくさんあり、慣れてくると全体がそこまで広くないことがわかってきますが、この「それほど広くないマップ」を広く見せるテクニックは素晴らしいです。ただしルートはガチガチに固定されており、無印ダークソウルのような攻略ルートを選べるようにはなっていません。あくまで攻略順は一通りです。

移動がめんどくさい

どこ行っても似たようなマップで迷う

マップが入り組んでいるため、必然的に移動にかかる時間が大きくなりますが、本作にはチェックポイント(篝火)間のファストトラベルがありません。サブイベントなどでお使いさせられることもありますが、毎回スタート地点から移動しなければならず、また毎回敵も復活するため非常にめんどくさいです。さらにまともな地図は用意されておらず、迷いやすい構造も相まって移動はかなりストレス要素となっています。

淡白すぎるアクション

ただ硬いだけでモーションがシンプルすぎるボスたち

本作はアクションゲームですが、肝心のアクションの出来がイマイチなのが欠点。最初から最後まで戦闘がつまらなく、ボス戦ももれなくつまらないです。

まず一番の問題として、敵があまりにも硬すぎる、という点が挙げられます。序盤の雑魚ですら5回程度殴る必要があり、中型のモブともなると10回殴った程度では倒せません。そんなモブが中盤以降は集団で襲ってくるのもクソなところ。パリィ以外でダメージを効率的に与えるすべがなく、また敵のモーションも単調なので一瞬で飽きが来ます。そして厄介なことにありとあらゆる敵が非常に高い強靭を持っており、最大溜め攻撃かパリィをしない限り基本的には怯みません。殴っては回避を強制させられるため戦闘に無駄に時間がかかります。

更にひどいのはボス戦で、あまりにも硬すぎて長期戦化する上、モーションが単調すぎて被弾することもあまりないため、緊張感のない作業を延々と強いられます。正直硬いだけのザコです。中ボスもいますが雑魚敵の使いまわしなので、こっちも文字通り固くなったザコでしかありません。

またプレイヤーのモーションがもっさりしているのも戦闘のつまらなさに拍車をかけています。一応主人公は人形なので、それを意識したモーションのデザインにはなっているようですが、それにしてももっさり過ぎます。先に述べた敵の強靭も相まって、手数武器は手数を出すことができないのがつらい。ダッシュ開始時に一瞬もたつくため、敵から逃げるのも大変で、ダッシュ攻撃の発動もうまくいかないことが多いです。

意味の薄いステータス振り分け

火力系以外に振る余裕がない

本作はソウルライクゲームなので、一応ステータス振り分けがあります。振り分け対象は剛力(筋力)、敏捷(技量)、元素秘術(神秘)、耐久性(生命)、活力(持久)、機械工学(神秘)の6項目となっていますが、筋力/敏捷以外に振り分ける意味があまりありません。というのも、敵のモーションがシンプルなのでHPは初期値で問題なく、緊急冷却というスタミナ急速回復の手段があるためこれも初期値で問題ありません。したがって火力が伸びる剛力と敏捷が最優先となります。本作はレベルが上がりにくいため、この2つ以外に振り分ける余裕はあまりないと思います。

バグが多い

Curiosity killed the Automata.

本作には大小さまざまなバグがあり、致命的なものだと地形にハマって動けなくなる、操作を一切受け付けなくなるバグなどがあるので注意が必要です。後者は戦闘中にしか起きないのでダメージを受ければ直りますが、前者は帰還アイテムで全ロストするしかないので非常に厄介です。他にもクラッシュや敵が地面に埋まる、ロックができなくなるなどプレイに支障をきたすバグがそれなりにあるのが残念です。

トロフィーについて

エンディング3種を回収する必要があるため、原則として周回が必要になります。一応サブクエストの進行度合いを調整してバックアップを利用することで1周ですべてのエンディングを回収することができるようですが、めんどくさそうなので普通に周回したほうがいいかもしれません。2周目以降は大体5時間〜くらいでクリア可能です。また討伐数を要求されるトロフィーが多く、それなりの作業が要求されます。

王党派

エンディングトロフィーの1つで、ラファイエットエンドを見ることで獲得できます。詳しくはこちら

公明正大

エンディングトロフィーの1つで、ロベスピエールエンドを見ることで獲得できます。詳しくはこちら

過冷却/冷血婦

急速冷却の成功条件

急速冷却を50回使う/急速冷却を10回成功させるとそれぞれ獲得できます。スタミナが枯渇した際の急速冷却に関するトロフィーです。急速冷却の成功は、スタミナゲージの右側にある線よりも右側の領域にゲージが残っている段階でボタンを押すことです。急速冷却時のゲージの減り方は非常に早く、発動を見てからではまず間に合いませんが、発動の間隔は一定なので何度か繰り返せばタイミングを覚えることができます。ダッシュでは急速冷却にならないので、ギリギリまでスタミナを削ったらジャンプで強制的に急速冷却を発動させると楽です。

触るな危険

カウンター攻撃を50回成功させると獲得できます。特殊技「パリィ」で敵に攻撃を当てるとカウントされます。パリィ主体なら序盤で獲得可能です。

隠密マスター

判定がガバガバで当たらないことも多い

バックスタブ(敵をロックし、ロックアイコンが赤くなった状態で攻撃すること)を20回成功させると獲得できます。敵の感知範囲が割とガバガバなので、ストーリー攻略中に獲得可能だと思います。致命で敵を倒す必要はなく、攻撃を当てればOKです。

神盾アイギス

特殊技「盾」で敵の攻撃を50回防げばOK。特に問題はないと思います。

銃士

遠距離攻撃で敵を20体倒すと獲得できます。この「遠距離攻撃」とは特殊技が「遠距離攻撃」となっているもののことです(グリボーバルの斧槍など)。銃カテゴリの武器の攻撃はカウントされないので注意。

鷹の目

隠れた敵を20体攻撃すると獲得できますが、条件がいまいちわからないトロフィーです。木とかにぶら下がっている敵に気づかれる前に遠距離攻撃を当てるとカウントされるような気がします。こちらも敵を倒す必要はないです。

てき弾兵

投擲物で敵を25体倒すと獲得できます。本作は投擲物がかなり強力なので、序盤の雑魚にぶつけると簡単に取れます。

放火魔/凍結令嬢

敵を100回炎上させる/凍結させるとそれぞれ獲得できます。武器「炎と氷」を装備して序盤の敵をパリィすることで数を稼ぐことができます。

ポジティブショッキング

本作の鬼門トロフィー。敵を100回感電させると獲得できます。他の状態異常と比べ、手軽に感電状態にする方法がないためかなり辛いです。シテの司教を倒したときにもらえる「聖典の鉤縄」で感電させることができますが、秘術丸薬を2つ消費します。

貰い事故

敵の攻撃で5体の敵を倒すと獲得できます。敵の攻撃を敵に当てて倒す必要があるので、ギリギリまでHPを減らして敵の攻撃を誘導する必要があります。幸か不幸か本作は集団戦が多いので、そこまで苦労せずに獲得できると思います。

FATALITY

敵を70体スタンさせると獲得できます。個人的にはかなり苦戦したトロフィー。というのも、スタンする前に敵が倒れてしまうので、通常攻略中にはなかなかスタン状態にすることができなかったためです。パリィでスタンゲージを増やすことができるので、武器を強化する前に数を稼いでおいたほうがいいと思います。石化手投げ弾はカウントされないっぽいので武器でスタンさせましょう。

範囲攻撃専門家

この鬱陶しい三バカが楽

3体の敵を巻き込む攻撃を10回実行すると獲得。リュクサンブールの初期地点そばの3体にパリィを決めるのが楽だと思います。ただしDLCエリアに入るとここの敵はいなくなるので注意。

完璧主義者/タイタン不敵な暗殺

油差し(いわゆるエスト瓶)を使用せずにクリアすると獲得。難しそうですが随所で手に入る普及用油瓶(雫石に該当する効果)は使ってもOKなので簡単です。

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