2024年8月5日月曜日
[PS5/トロコン] Deliver Us The Moon
遊びたいゲームがリリースされるまでちょっとだけ時間があったので、以前から気になっていたDeliver Us The Moonをプレイしました。
概要
本作は近未来SFアドベンチャーです。地球の資源が枯渇し、月で発見された新しい物質から生成されたエネルギーを地球に転送することで解決していましたが、その月のエネルギー製造施設が突然停止し、再び地球は資源枯渇に直面してしまいます。主人公はそれを解決するために単身その施設(MPT)へと向かうところから物語が始まります。
ストーリーはちゃんとSFしています。雰囲気はインターステラーみたいな感じで、特に序盤は演出も含めかなりインターステラーしてましたね。ああいう危機を煽るような演出大好き。過去の回想や無線通信はありますが、登場人物は最後まで主人公一人で、宇宙における孤独感みたいなものもしっかり表現されていていいですね。あとSF映画とかにありがちな支援ドローンもかわいくて良き。
アクション要素はないけど…
本作は主人公を操作しながら様々な問題(パズル)を解決していくゲームです。移動やジャンプといった単純な操作はありますが、いわゆるアクションゲームのようなアクション性はありません。それゆえに一部のアクションを要求されるパートがちょっと難しいです。ゲームオーバーになった場合やり直しは直前のセーブポイントからですが、オートセーブがそれほど頻繁には走らないのでやり直しが面倒なのがつらいところ。
あと序盤は無重力空間での探索が基本となってくるので、3D酔いしやすい方にはかなり辛いと思います。制限時間もあるのでゆっくり景色を見ている暇もないのも辛いところ。チャプター選択時は制限時間の有無が設定できても良かったかも。
操作介入できるノベルゲーム
一部難しい部分もありますが、総じて難易度は低く攻略サイト等がなくても特に詰まるような部分はなく、没入感も高いのでノベルゲームが好きな人におすすめです。
PS4版とPS5版の違いについて
PS4版について
まず画面が全体的に暗いです。場所によってはライトをつけても何も見えないことがあります。フレームレートはFHD/60FPSと4K/30FPSが選べるみたいですが、PS5なら4Kでも60FPS近く出ているような気がするのでデフォルト設定で問題なさそう。気になるのはやたらとクラッシュする件。おそらく5〜6時間程度でクリアできるボリュームですが、その間に8回ほどクラッシュしました。セーブデータに問題はないものの、やり直しが面倒になることもしばしば。
PS5版について
画面が全体的にかなり明るく調整されています。そのため、PS4版では常につけていたライトですがPS5版ではよほど暗くない限りはつける必要がなくなりました。また微妙に操作性がよくなっており、一部の演出も控えめなので攻略は幾分楽になっていると思います。クリアまでクラッシュするような不安定さもなく今から始めるならこちら一択ですが、翻訳(字幕)はPS4版のほうがよかったですね。なんで変えたんだろう。
注意点
トロフィーについて
特に難しい要素もなく、(一部を除いて)複雑なアクションも要求されず、比較的短時間でコンプリート可能です。本作はPS4版とPS5版があり、それぞれ別トロフィーとなっていますが、両者で微妙にプレイ感が違いPS4版のほうが若干難しく感じました。
チャプタークリア系トロフィー
本作はチャプタークリア時にトロフィーがもらえますが、その順番が変わるバグがあるようです。例えばチャプター1クリア時に最終チャプタークリアのトロフィーが取れるとかそんな感じ。順番がランダムになるだけなので、全チャプターをクリアすればこれらのトロフィーはすべて取れるっぽいです。
天文学者
屋外で30分生存すると獲得できるトロフィー。屋外と言ってもローバー(車)に乗ったまま放置でOK。屋外にいた時間は累計なので、クリア後にチャプター選択した場合でも経過時間は引き継がれます。屋外に出るチャプターは3:Copernicus Moonhubと5:Reinhold Craterがありますが、チャプター5:Reinhold Craterはカウントの対象外っぽいので注意。取れるのはチャプター3だけのようです。
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