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2022年7月15日金曜日

[PS4/トロコン] リトルノア 楽園の後継者

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巷でちょっとだけ話題になったローグライトアクション、リトルノアを遊んでみました。1プレイが短く手軽に遊べるローグライトで、アクションが苦手な方にもおすすめです。

プラットフォーム
PlayStation 4/Nintendo Switch/PC
ジャンル
ローグライトアクション
発売日
2022年06月28日
おすすめ度
★★★★★★☆☆☆☆(6/10)
難易度
★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2/10)
トロフィー難易度
総合
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)
スキル
★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2/10)
作業
★★★★★★★★☆☆(8/10)

概要

スマホ向けRTS「リトルノア」のIPをスピンオフしたカジュアルなローグライトアクションです。この手のゲームは難易度が非常に高く、アクションがあまり得意ではない人にとってとっつきにくいジャンルの一つですが、本作は非常に易しくアクションが苦手な方でも手軽に楽しめる作品になっています。

超カジュアルなローグライトアクション

ランダムに生成されるダンジョンに潜り、死ぬたびにすべてがリセットされるローグライクゲーム。ストイックにプレイヤーのスキルが試されるため難易度は高くなりがちですが、本作はアクションを易しく、周回によるステータス底上げを徹底することで、繰り返せば誰にでもクリアできる難易度にまで簡単になっているのが特徴です。動きも軽快で1プレイも短く、遊びたいときにサクサク遊べる今までにあまりなかったタイプのローグライトだと思います。

アストラル(仲間)とアクセサリーを集めてダンジョンを攻略

強い仲間を手に入れよう

本作では主人公であるノア自体は攻撃手段を持たず、代わりにダンジョンで手に入ったアストラルを使って攻撃します。アストラルたちは様々な攻撃手段を持っており、最大で5体を用いて自分なりのコンボを作っていくことが可能です。おすすめのアストラルはこちらにまとめてあります。

アクセサリーで能力の底上げ

また道中ではアクセサリーを拾うことでノアやアストラルの強化を行うことができます。生存能力を上げたり火力を重視したりと、プレイスタイルに合わせて攻略を進めることができます。もちろん途中で倒れたりダンジョンをクリアした場合はこれらの強化や仲間にしたアストラルはいなくなってしまいますが、これがローグライトの醍醐味でもあるので、一期一会な旅を楽しみましょう。

カジュアルすぎてリプレイ性がない

氷属性が全体的に優遇されている

とっつきやすい反面、ビルドに幅がなくリプレイ性が全くありません。コストのようなものもないので、弱いキャラをデッキに組み込むメリットはなく、また強キャラが1体でも引ければクリアは容易なので、ローグライト/ローグライクに求められるビルドの楽しみはないと言っても過言ではないでしょう。もちろんDPSを追求するような遊び方もできなくはないですが、そのDPSが活躍する場面がまったくないのが残念です。

永続的に拠点を強化していくシステムもありますが、あっというまに強化が終わってしまいます。もっともリプレイ性がない以上無駄な繰り返し回数が多くなるような仕様を入れるべきではないので、本作のようにカジュアルに全振りするのも悪いことではないと思います。

マップも自動生成ですが、完全にランダムではなくいくつかのパターンの組み合わせなので、何度プレイしても似たようなマップになりがちです。マップごとに敵の配置も決まっているので対策を打ちやすいといえば打ちやすいのですが、ここまで徹底して難しさを排除するのであればローグライトである必要性もない気がしますね…

トロフィー攻略

本作は基本連打ゲーなのでプレイスキルは求められませんが、代わりに膨大な作業を要求されます。プレイ時間は35時間程度でした。運が多分に絡むので所要時間は大きく変動すると思われます。

過酷な旅

難易度HARDでダンジョンを突破すると獲得。本作はHARDのみ難易度変更が不可能なので、他の難易度で進めている場合は最初からやり直しが必要です。実際のところHARDといっても特に難しくはなく、NORMALとの差はあまり感じられませんでした。拠点が強化されれば連打ゲーなのですべてのトロフィーをHARDで集めるのもありだと思います。

マスター系

  • 鉄巨人マスター
  • ヴァルカンマスター
  • グレイマスター
  • グレイ・リトルマスター

各種ボスをノーダメージで倒すと獲得。他のトロフィーを集めている間に勝手に埋まると思います。

注意点として、本作は回避に無敵時間がありません。したがって、追い詰められるとほぼ詰みなので高火力で短期決戦をおすすめします。アクションが苦手でも聖騎士ヒルデか剣のクイーンを複数引けたら楽勝です。一応アクセサリーで無敵時間を付与することができるので、それが引けた場合に狙うのもありだと思います(高火力で押すほうが遥かに楽ですが…)。

アクセサリ収集家

本作の鬼門トロフィー。全142種のアクセサリーを入手すると獲得。ダンジョンクリアの必要はなく、アクセサリーを入手できればカウントされます。獲得済みアクセサリーはプレイデータから確認することができます。

獲得が難しいのはチャーム/アミュレット/タリスマンの3種。これらには他のアクセサリー同様I、II、IIIの3種類が存在しますが、一つ前のものを入手しないと次のアクセサリーが出現しない仕様になっています。例えば「火弾のチャームⅡ」を入手するためには、先に「火弾のチャームI」を入手する必要があります。したがって同一周回内でI〜IIIまでのすべてのアクセサリーを集める必要があるため、獲得が非常に難しくなっています。

非常に面倒くさいトロフィーですが、コツが分かると意外とチャーム/アミュレット/タリスマンをピンポイントでIIIまで出せるようになるので、その方法を以下にまとめておきます。もちろん確実に入手できるわけではないですが、何も考えずに周回するよりかはかなり高確率で収集できます。表記が面倒なので、以下チャーム/アミュレット/タリスマンをまとめて「チャーム類」と呼ぶことにします

1. 方舟修復でアクセサリを解放しないこと

方舟修復でアクセサリ25種を解放することができますが、これをロックしたままにすることでチャーム類の出現率を相対的に上げることができます。これらが全解放済みだとチャーム類の出現率は1/142ですが、未解放なら1/117となり出現率が高くなります。

2. グロウポットの強化を1で止めること

ダンジョンに潜る前にアクセサリーをもらえる施設ですが、グロウポットの強化レベルが1の場合、アクセサリーもランク1のものがもらえます。この段階でなんらかのチャーム類が手に入るとコンプリートの確率が格段に上がるので、1で止めておきましょう。2以上にしてしまうとチャーム類は出現しなくなってしまいます。

3. 集めるチャーム類は1つに絞ること

各種チャーム類は、下位のチャーム類を入手しなければ出現しません。したがって、狙うチャーム類を絞ることで、相対的にそのチャーム類の出現率を高めることができます。チャーム類は全部で9×3個あるため、1つに絞れば8×2=16個分だけ出現しなくなります。

4. 出現の傾向を見極めること

結構偏ります

この項目は検証したわけではないので体感の話です。攻略中に出現するアクセサリーやアストラルは、完全なランダムではなくある程度属性ごとに偏りがあるように感じました。ダンジョンに入るたびに傾向が設定されるのか、あるいは手持ちのアクセサリーやアストラルに合わせて出現率が変わってくるのかはわかりませんが、もし後者のような仕様があるのであれば、ほしいチャーム類の属性に合わせて編成を最適化していくと集まりやすいのではないかと思います。

5. 再抽選で効率よくアクセサリー稼ぎ

アクセサリーの抽選は、部屋に入った際に行われます。したがって、以下の手順で再抽選を行うことで任意のアクセサリーを入手しやすくなります。

  1. フロアに入ったら中断セーブする。
  2. すべての部屋を回って、アクセサリーが出現する部屋を特定する。
  3. 部屋が特定できたらタイトルへ戻り、中断セーブから再開。
  4. なるべく多くのアクセサリー部屋にアクセスできる場所まで進み、中断セーブする。
  5. タイトルへ戻る→部屋を回る→タイトルへ戻る→さっきとは別の順番で部屋を回る…を繰り返す。

例えばアクセサリー部屋が3つあった場合、それぞれの部屋をABCとすると、A→B→C、A→C→B、B→A→C、B→C→A、C→A→B、C→B→Aの6通りのパターンがあります。これらのすべてのパターンをチェックし、任意のアクセサリーがあるかどうかを調べます。ちなみに4部屋あると24パターンとなりかなり面倒です。

ジッパーへの支援要請もありますが、やらなくても十分集まります。支援レベルを最大まで上げると6つアクセサリーがもらえますのでギフトに余裕がある方はどうぞ。

連撃の達人

ヒット数150以上で獲得。クレリーで敵クレリーに攻撃しまくればOKですが、方舟修復等で火力が上がっていると倒してしまうので、早い段階で獲得しておくといいと思います。トロフィーは150ですが称号は200なので注意

究極の探索者

すべての称号を手に入れると獲得。個人的にはアクセサリー収集よりきつかったトロフィーです。以下の称号は普段のプレイから意識しておくといいでしょう。

各属性で累計2,500,000ダメージ与える

火、氷、風属性でそれぞれ累計2,500,000ダメージを与えると獲得できる称号です。すべて獲得するのに40周以上かかりました。火、氷のアストラルは火力が高いので問題ありませんが、風属性単体のビルドを組むと高難度では火力不足で苦戦するので、まんべんなく稼いでいくことをおすすめします。

アニマバーストを150回発動する

アニマバーストはスキル同様使うシチュエーションが殆どないので、最後まで残りがちです。モンスターハウス等でオーブが出たら空打ちしてこまめに回数を稼ぎましょう。

ポーションを150回使用する

本作は難易度が低く、ダメージを受けることがあまりありません。多少のダメージであれば道中でドロップする薬草で事足りるので、ポーションの出番はまったくないと言っても過言ではないです。ダメージを受けていないとポーションを使うことができないので、フロアすべての敵を倒したら宝物部屋の罠でHPを減らし回復しましょう。その後次のエリアに行く前に入り口のタンクでポーションを回復させると効率的に回数を稼げます。

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