2019年8月4日日曜日
[PS4/トロコン] Wipeout Omega Collection
2019年8月のフリープレイに来るらしいので、今更ながら記事まとめ。近未来を舞台に、最高時速1000km/h超でコースを駆け抜ける反重力レースゲームです。高低差の激しいダイナミックなコースを超高速で走り抜ける爽快感は他のゲームでは味わえません。
プラットフォーム | PlayStation 4 |
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ジャンル | 反重力レーシング |
発売日 | 2017年6月8日 |
おすすめ度 | ★★★★★★★☆☆☆(7/10) |
難易度 | ★★★★★★★☆☆☆(7/10) |
トロフィー難易度 | ★★★★★★★★★☆(9/10) |
概要
一時代を築いた反重力レーシングゲームの最新作で(おそらく)最後のタイトル。僕が初めてこのシリーズに触れたのはPSPのwipEout PULSE。PULSEは国内では販売されていませんが、その後PS3のwipEout HD、PS VitaのwipEout 2048と国内でも発売されました。本作は最新の2作であるHDと2048、そしてHDのDLCであるFuryを収録しています。
本作の特徴は、反重力をモチーフとしたそのふわふわ感、そして超高速でコースを駆け抜ける爽快感です。ヘアピンカーブですらスラストを緩めることなく最高速で曲がる、この体験はwipEoutだけで可能でしょう。その分操作もかなり難しいのですが、うまく走りきったときは大きな達成感を得られます。またその近未来的な世界観や、テクノをベースとしたノリの良いBGMも相まって、走ること自体の中毒性も非常に高いのも本作の特徴の一つでしょう。
VR対応
2018年3月のアップデート(しかも無料!)でPSVRに完全対応しました。wipEoutファンなら誰もが望んだコックピットでのリアルなレース体験が可能になりました。VRに慣れていない人は酔うこと必至ですが、すべての酔い止めオプションを外したときのスピード感は一度は経験する価値があります。
攻略
共通
前述の通り反重力のふわふわ感を売りにしたレースゲームです。他のゲームに比べ操作感にはかなり癖があり、慣れるまでは非常に難しく感じます。また、速度もかなり速く、最高クラスになると800km/h近くまで速度が上がります。このゲームではスラスト(アクセル)を緩めずに走るため、高速でカーブに突入しそのまま曲がりきらなければなりません。このカーブを曲がるためのテクニックが、エアブレーキとサイドシフトです。
エアブレーキ
エアブレーキは、その名の通り機体の右または左側にブレーキをかけ、減速させることで急な旋回を可能とする仕組みです。デフォルトでL2またはR2で使用できますが、後述のサイドシフトのためにL1/R1に設定しておくのがおすすめです。きついカーブは減速(スラストオフ)なしで曲がることは不可能ですが、エアブレーキならスラスト全開のまま、少しの減速で急なカーブを曲がることが可能です。ただし、エアブレーキは使用後すぐに曲がれるようなものではないため、カーブに差し掛かってからではアンダーステアになってしまいます。曲がる位置を見極めることが重要です。
サイドシフト
サイドシフトは、エアブレーキボタンを2回すばやく押すことで、押した方向へ期待をスライドさせることです。最初は意識して使うのは難しいですが、慣れると自然に使えるようになります。主にカーブを曲がりきれないときやコースの位置調整、あるいはパッドを踏めるように位置を補正する場合に使います。エアブレーキと併用することで、シェングープロジェクトの超シビアなカーブを最高速で曲がることができるようになります。
2048
PS Vitaでリリースされた、OPがかっこいいWipEout。Vita番ではロード時間が非常に長くテンポがあまり良くなかったのですが、本作ではそれも改善されて快適に遊べます。トロフィーの難しさも健在。
基本
難易度が分かれていません。そのためHD/Furyに比べると難易度は低めです。
オートパイロットは超有能です。どんな複雑なコースも完璧に走り、CPUクラフトも回避、最高速度が上がりシールド効果も付与されます。
エリートパス攻略
2049までは特に難しいイベントはないでしょう(A+チャレンジを除く)。2050からはゾーンのターゲットが多くなり、ソルでは75が要求されます(ソルは壁がないので75は意外と簡単ですが)。また、タイムトライアルのターゲットもかなりシビアになり、ターボパッドをもれなく踏むのはもちろんのこと、ショートカットもすべて利用して走り切る必要があります。スピードラップと異なり、すべての周回の合計時間となるので、集中力も必要です。
シングルレース/タイムトライアル/コンバット
特に難しくはありません。コンバットには一部難しいものがありますが、プラズマ当てまくれば意外といけます。
ゾーン
難易度としてはそこまで高くないのですが、とにかく視認性が悪い。特にA+では画面を直視できないくらい強烈な配色になります。ゾーンはこの配色との戦いになります。マッハ1.2までたどり着けば色が落ち着きます。
プロトタイプチャレンジ
他のレースとは一線を画すレースイベントです。目標設定が他のレースと異なるものがありますが、基本的にはそこまで難しくありません。ただし、ピラナのプロトタイプチャレンジは他のクラフトとは操作感が全く異なるため、何度か練習が必要だと思います。ステージはソルですが、特に落下したりしなければ走り切るだけで十分間に合います。
A+チャレンジ
超高難度です。詳しくはスピードスターの項目で。
HD/Fury
PS3で発売されたwipEout HDとそのDLCであるFury。かつては最もコンプリートが難しいトロフィーと言われたこのHDですが、今作では難易度調整がされ、2048よりも簡単になっています。
基本
難易度選択式になったため、単純にイベントを進めるだけであれば簡単です。2048で有能だったオートパイロットは使い勝手が悪くなりました。2048のような効果はなく、ただ自動で走るだけです。ジライやボムに勝手に突っ込んで減速します。とはいえハードのファントムクラスでは重宝します。
初期のイベントは、能力が平均的に高いイカラス解放後に攻略していくのがいいと思います。特にクラスの低いレースではスピードが重要になってくるので、イカラスやピラナなどがよいでしょう。一方で後半のイベントはハンドリング重視です。最高速度にほとんど差がなく、急なカーブを高速で曲がる必要があるため、扱いやすさが重要です。したがってハリマオやフェイザーなどがおすすめです。もちろんファンユーバーを持っていればそれでOKです。
エリミネーターやデトネイター、ゾーン、ゾーンバトルなど特殊なレースを除いてパーフェクトラップを取る必要はあまりありません。それよりもバレルロールを有効に活用していくことが重要です。特にスピードラップではバレルロールを狙える場所ではすべて狙っていきます。ターボとの組み合わせ、または機首を上げることでバレルロールを狙える場所もあるので、攻略動画などを見て参考にしましょう。ただし上手すぎる人の動画は全くといって差し支えないほど参考にならないので、そこそこ上手い人の動画を参考にするといいと思います。
クラフト選択画面では、少し能力の上がったクラフトを選ぶことができます。これらはFuryで追加されたクラフトなのですが、これを選ぶとCPUクラフトの能力も上がるので、使わないほうがいいです。
ハード攻略
本作ではコースごとに難易度を選ぶことが可能です。ノーマルといえどかなりの難しさですが、ハードはそれとは桁違いの高い難易度を誇ります。ノーマルでゴールドを取るのはそこまで難しくないのですが、ハードの特にファントムクラスは運ゲーです。
エリミネーター/デトネイター
Furyで追加されたモードです。難しくありません。ノーマルでゴールドが取れればハードでも問題ないでしょう。
タイムトライアル
タイムトライアルもかなり簡単です。普通に走ってもゴールドに届きます。大きなクラッシュやコースアウトがなければ壁にぶつかっても問題ありません。ターボパットも踏みそこねて問題ないです。
スピードラップ
スピードラップはタイムトライアルに比べ多少難易度は高めですが、同クラスのシングルレースで勝てる腕があれば苦労はしないでしょう。ただし、一部かなりシビアなイベントも存在します。
ゾーン/ゾーンバトル
ゾーンは2048にくらべてかなり簡単なので、ノーマルがクリアできればハードもさほど問題ないと思います。
本作最高のクソゲーであるゾーンバトルは、完全にお祈りゲーです。目の前を走っているクラフトがバリアを張らないように祈りながらゾーンポイントを貯めてください。難しくはないのですが、ノーマルに比べてバリアの数も多いためより運ゲーになります。本当にクソです。
シングルレース
シングルレースはハードでの難関の一つです。特にファントムクラスのCPUクラフトのは挙動がチート臭いので、よほど上手でない限りはアイテム運ゲーです。なるべく壁にぶつからず、ターボパッドも可能な限りすべて踏みましょう。タイムトライアルの練習も兼ねてレースボックスで練習しておくとスムーズに取れます。FuryのシングルレースはHDに比べるといくらか簡単です。
トーナメント
トーナメントもハードでの難関です。一方で、その性質上シングルレースよりも難しそうですが実はそんなくことはなく、3位くらいをキープできていればトータルで1位は取れます。攻略方法としては、1レース目は1位を取る(取れなかったら再レース)、2レース目以降は2〜3位をキープ、1つくらいなら苦手なステージは最下位でもOKです。中途半端に1位になると最終ラップでミサイル祭りになるので、1位になる際は1.5秒以上差をつけましょう。
トロフィー攻略
独特の操作感やCPUのチート性能が相まって、本作のトロフィーコンプはかなり難しいです。トロフィーが気になる方のプレイはおすすめしません。
ランク50
めんどくさいやつ。2048のオフラインランクを50まで上げると獲得。僕は下手なのでゾーンの攻略に手間取り、2048のすべてのイベントでエリートパスをとった頃には40を超えていました。しかし40超えたあたりからほとんど上がらなくなるので、キャンペーン2050にあるソルのタイムトライアルで放置稼ぎが必須。
スピードスター
おそらく最難関。2048のA+チャレンジでエリートパスを取得すると獲得。すべてのイベントで獲得する必要はなく、どれか一つでよい。おすすめはエンパイア・クライム。wipEoutに長けている人ならそこまで難しくないのかもしれませんが、あまり得意でない人は苦戦を強いられること間違いなし。 A+チャレンジは桁違いに速いCPUクラフト7機と10ラップを競うイベントで、ターボなしに追い越すことは不可能に近く、ターボで追い越したとしても数秒後にはすぐに追い越されます。1位を走っていてもミサイル1発で最下位まで転落します。 したがって普通に勝つことはまず無理で、ターボやオートパイロットが出るように祈りつつ、ゴール直前で2〜3位くらいをキープ、直前の緑パネルからターボが出ることをただひたすら祈りましょう。運が良ければ勝てます。
オンライン1/オンライン2/50キル
オンライントロフィー。ある意味難関。発売してから時間が経っているためオンライン人口はかなり少なく、また上手い人が多いため獲得には時間がかかるかも。
- オンライン1: オンラインで10レースするだけ。オンライン2をこなす段階で取得。
- オンライン2: オンラインで10勝する。純粋なレースでは獲得が難しい。エリミネーターとかのほうがまだ可能性はあるかも。
- 50キル: コンバットイベントまたはエリミネーターイベントで50キルすると獲得。意外と簡単に取れます。
デッドリー・モメンタム
隠しトロフィー。HDまたはFuryの難易度イージーでハイジョされると獲得。普通にプレイしていると獲得は難しいので、壁にぶつかってシールドを10程度まで減らし、敵の配置したボムやジライに突っ込むのが楽。
ホールド・ファイヤー
Furyのデトネイターで、キャノン(□ボタン)を使わずにステージ10に到達すると獲得。EMPは使ってもよい。おすすめのイベントは、Fury/nukedの中央にあるコリドン12のデトネイター。コースが2つに分かれており、どっちかをぐるぐる回ってれば簡単に取れます。
パス・スルー
ゾーンバトルでバリアを15回通過すると獲得。シールド状態でバリアに体当りすると通過となります。レースボックスから難易度ハード、ターゲットゾーンを55(最大)にしてバリアに突っ込みまくればOK。
Zico:2048
特定条件下で開発者の記録を超えると獲得。ゴールドということもあって意気込んで挑戦しましたが他のトロフィーに比べるとかなり楽でした。ハードでゴールドメダルを獲得できる腕があればそこまで苦戦はしないと思います。ショートカット、バレルロールを活用すれば多少のミスがあっても余裕で到達できます。
- ステージ: ダウンタウン
- スピードクラス: クラスA
- クラフト: フェイザー スピード
- タイム: 32.5秒以内
Zico:HD
Zice:2048同様、特定条件下で開発者の記録を超えると獲得。2048に比べると難易度は高め。位置取りを最適に走るだけでは届かないため、バレルロールを最大限に使用する必要があります。
- ステージ: アヌーファパス
- スピードクラス: ヴェノム
- クラフト: ピラナ
- タイム: 30.82秒以内
トーナメント・エース
難易度ノーマルまたはハードで、レースボックストーナメント8ステージの全レースで1位を勝ち取ると獲得。これ以外のすべてのトロフィーを取ってからノーマルで挑戦すると無双プレイが可能なのでおすすめ。成長を感じることができます。
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