2019年7月2日火曜日
[PS4/トロコン] No Man's Sky
リリース直後あまりの内容の薄さに大炎上した、ほぼ無限に存在する星々を巡るアドベンチャーゲーム。2019年夏にVR対応を含む大型アップデートが来るらしいので、その前に一通り遊んでおきました。
プラットフォーム | PlayStation 4/Steam/Xbox One |
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ジャンル | アクションADV |
発売日 | 2016年8月25日(PS4) |
おすすめ度 | ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(1/10) |
難易度 | ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(1/10) |
トロフィー難易度 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10) |
手放しではおすすめできない神ゲー
とりあえず写真集でも見ておくといいと思うよ!
探索のスケールが文字通り桁違い
おすすめ度を★1にしていますが、このゲームは本当に人を選ぶゲームです。このゲーム内には18,446,744,073,709,551,616(約1844京/64ビット整数が扱える最大数)個の惑星があり、それを巡っていくのがこのゲームの目的です。目的と言っても目的らしい目的はなく、銀河系の中心を目指したり、星々を転々としたり、交易でお金を儲けたり、あるいは過酷な環境でサバイバルしたり…、人によって様々な遊び方があるゲームです。
ちなみに、18,446,744,073,709,551,616という数がどれくらいすごいのかというと、
- 仮に一つの惑星を1時間探索した場合、すべての星を探索するには約35,096,545,041,304年(35兆年)ほど掛かります。宇宙が誕生してから138億年、地球が誕生してから46億年が経過しています。
- 全人類が上記の条件で遊んだとしても4,679年ほど掛かります(人口75億人)。
-
他のオープンワールドゲームのフィールドの広さと比較して
- Horizon Zero Dawn: 約42km2
- ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド: 約75km2
- Grad Theft Auto V: 約127km2
- No Man's Sky: 約376,313,579,103,674,852,966km2(地上のみ)
- 地球: 約510,065,600km2
- 5000兆円の3,700倍くらい。
つまりヤバイということです。宇宙全体は全プレイヤーと共有されていますが、他のプレイヤーに偶然めぐりあう確率はかなり低いでしょう(100時間程度のプレイでは巡り会えませんでした)。いつでも新しい発見ができる神ゲーです。これを楽しむことができるかどうか、楽しめる人には神ゲー以外の何物でもないでしょう。
星々を巡る旅
このゲーム内に存在する多数の惑星には、高温だったり、放射線量が非常に高かったりと、様々な特徴があります。プレイヤーはそれらの星をめぐりながら銀河の中心部を目指します。各星系には3種族の異星人がいて、彼らから仕事を引き受けたり、様々な情報を交換したりしながら物語を進めていきます。もちろんフォトモードもあるので写真を撮るのも面白いです。
音楽も素敵
このゲームのBGMは、65daysofstaticというイギリスのバンドが担当しています。ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、プレイヤーがたった一人宇宙に放り出されたところから始まるこのゲームにとって、彼らの創り上げる孤独感は必要不可欠です。このゲームを遊び終わった暁には、ぜひ65daysofstaticの楽曲も聴いてみてください。ちなみに僕は「Radio Protector」という曲が大好きです(No Man's Skyに収録されている曲ではありませんが)。
クラフト要素もあり
プレイヤーは、惑星をめぐりながらクラフト素材を集めていきます。マルチツールと呼ばれる、アイテムの採集や採掘、戦闘を行うツールを用いてアイテムを集めていきます。惑星を巡って集めたアイテムは、クラフトによって有用なアイテムに変えることができます。また、素材を使って自分だけの基地を作ることもできます。
いいことばかりではない
とにかく星の数がすごいことだけはわかってもらえたかと思います。しかし、それらすべての星が各々特徴を持っているかというとそうではなく、いくつかの特徴を持った星に分類されます。そのため、どこ行ってもひたすら同じ景色だけが繰り返されていきます。生物も植物も似たような造形をしていて、すぐにやることも尽きてしまいます。発売当初はこのスケールでマルチプレイができると思われていたため期待が大きかったのですが、そうではなかったためたくさんの批判を集めることになりました。余談ですがストーリーを追っていくとなぜマルチプレイがないのかがわかってきます。
UIもめちゃくちゃ不親切です。どこに何があるのか説明もない上、必要な情報がどこに出るかもわからないので慣れるまでは結構辛いと思います。
そして一番つらいのがバグの多さ。宇宙スケールともなるとバグの数が尋常ではありません。大小様々なバグが襲ってくるため、セーブポイントを持ち歩くことをお忘れなく。あまりにも多いのであとで別途対処法のページを作ろうかと思います。
攻略
本作には特に攻略方法というものが存在しません。ただし、探索を楽にするために、お金を増やす、エクソスーツのアイテムスロットを増やす、あたりはやっておいたほうがいいと思います。最初のミッションはチュートリアルなので、やっておくと作れるアイテムが増えます。
トロフィー攻略
トロフィーは、ゲーム内のマイルストーンと連動しています。マイルストーンの達成度をすべて10にするとプラチナトロフィーとなります。時限トロフィーもなく、スキルも一切要求されませんが、ゲームの内容が内容なだけに時間は掛かります。110時間ほどでプラチナを獲得しましたが、トロフィー獲得のみを狙うのであればもっと短時間で達成可能だと思います。とはいえこのゲームは宇宙を観光するゲームなので、観光がてらにトロフィーを集めていくようなプレイスタイルのほうがより楽しめると思います。
以下個別の項目の達成のコツなど。
徒歩による探索レベル
100ks歩くと獲得。比較的序盤に獲得するであろうゴールドトロフィー。最初の方はやたらと歩かせられるので放っておいても達成可能です。
異星人との接触レベル
40人の異星人に話しかけると獲得。おそらく一番最初に獲得するであろうトロフィー。40人とかなり少ないので簡単です。宇宙船に乗っている異星人や、一度話しかけた異星人はカウントされません。
単語習得レベル
単語を150覚えると獲得。単語は以下の場所で覚えられます。おすすめの順に
- アトラスインターフェース: 光っている半球に触るとその星系の種族の単語を覚えられます。ノーコストでたくさん覚えられるのでおすすめ。
- 交易所や宇宙ステーション: ヴァイキーン(モーダイト10個)、コーバックス(銅10個)、ゲック(10ユニット)で単語を一つ教えてくれます。ゲックが簡単なのでおすすめ。
- 遺跡やモノリス: 3つくらいの知識の石がまとまっています。
- 知識の石: 各地に沢山散らばっています。探索がてらに集めるといいと思います。
- 百科事典: シェルターや小規模な開拓地、宇宙ステーションなどにある球体。触れると単語を1つ覚えられます。
ユニット取得レベル
2,000,000ユニット所持すると獲得。累計ではなくその時点で所持しているユニット数なので注意。物語が進むと数億くらいは稼げるようになるので意識しなくとも獲得できます。
船の破壊レベル
ちょっと面倒なトロフィーその1。敵宇宙船を80機破壊すると獲得。ワープ後に貨物船救助イベントが発生することがあるので、そのときにまとめて5〜8機くらい倒せます。ミッションボードで海賊狩り系のミッションを請け負ってもOK。
センチネル撃破レベル
これはトロフィーに含まれていないので無理して狙う必要はないです。センチネルを80体破壊するとマイルストーン達成。センチネル撃破系のミッションや、製造所、資源貯蔵庫などを狙っているうちに獲得できます。
生存レベル
ちょっと面倒なトロフィーその2。極限環境以下で32SOL日生活すると獲得。極限環境は、危険防御ゲージの上に「EXTREME」と出る惑星です。1SOL日は15分なので32SOL日は8時間となります。以前は連続して滞在しないとだめだったみたいですが、今は連続していなくても大丈夫なようです。宇宙船に乗っているとカウントされませんが、穴をほって地下に潜ったり、基地を作って中に入っている場合はカウントはされるみたいです。また「EXTREME」と表示されていなくても、センチネルの警戒レベルが高い場合はカウントの対象となるみたいです。
宇宙探索レベル
ちょっと面倒なトロフィーその3。75回ワープすると獲得。あんまりワープすることがないと思うので、一番最後に獲得するトロフィーになると思います。
惑星動物学知識レベル
惑星のすべての動物をスキャンするとレベルが上がり、レベルが10になると獲得。バグがあるので普通の惑星で探すのはおすすめしません。星系内にはエキゾチック惑星と呼ばれる風変わりな惑星が存在し、その惑星では生物が1種類しかいません。それをスキャンすればOKです。宇宙探索レベルを上げるついでに怪しい星を見かけたら立ち寄ると簡単に獲得できます。惑星のすべての動物をスキャンしたら、ディスカバリータブの右上にある銀の肉球ボタンを押さないとカウントが増えないので注意。
写真集
星々を巡って撮った写真を一部載せておきます。これで興味を持つ人が増えるといいな。
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