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2018年12月2日日曜日

[PS4/トロコン] Life Is Strange: Before the Storm

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2015年に発売された「Life Is Strange」の登場人物クロエの3年前を描いたタイトルです。

プラットフォーム PlayStation 4他
ジャンル アドベンチャー
発売日 2018年6月17日(PS4/日本)
おすすめ度 ★★★★★☆☆☆☆☆(5/10)
難易度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(1/10)
トロフィー難易度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(1/10)

概要

前作で主人公と行動を共にした、ちょっと危なっかしい強気なクロエが本作の主人公です。本作は続編ではなく、前作の3年前を描いた物語です。

といっても、以前のやや強引なクロエではなく、まだ幼さや弱さの垣間見えるクロエです。親友であるマックスが引っ越し、環境の変化についていくことができずに陰鬱な日々を送っていました。

そんな中、本作で行動をともにする人物であるレイチェル・アンバーと出会います。彼女彼女でまた似たような問題を抱えており、同じ時間を過ごすことで徐々に打ち解けていきます。

しかし、学校をサボり遊びに出かけた先で、レイチェルは突如クロエに背を向けます。

丁寧に描かれる心情

本作の制作会社は、前作を作ったフランスのゲーム開発会社DONTNODではなく、アメリカのDeck Nine Gamesが手がけています。そのため、登場人物の言動が異なったり、ストーリーの一部に不整合が生じたりしないかちょっと不安でした。しかし、そんなことはなく、クロエの心情はしっかりと表現されており、前作同様じっくり感情移入して楽しめる作品になっています。

前作に比べるとインパクトは弱め

やはり「時間操作」能力が存在した前作に比べると、物語やシステムは若干劣っていると感じます。一応「バックトーク」と呼ばれる選択肢システムは存在するのですが、時間操作に比べるとやはり引きは弱く、物語も尖っているとは言い難いです。前作をプレイした人であれば、もっとも知りたかった部分が描かれていないのもちょっと…といったところ。

バックトークでは、正しい選択肢を選べば自分のポイント、間違えば相手のポイントになり、規定のポイントを得られればトークを有利に進められる、というシステムです。間違ったところで物語が変な方向に進むわけではないので、一種のミニゲームと言えます。しかし、前作もそうでしたがこのゲーム選択肢の意味が非常に曖昧で、文字通りの会話にならないことが多々ありかなり難しいです。そういった点ではミニゲームでよかったかな、と思います。

ローカライズに難あり

先述の選択肢の問題もそうですが、全体的にローカライズが適当です。

せめて行頭禁則文字くらいどうにかならなかったんでしょうか…。

その他

本作はアドベンチャーゲームですが、ルートの分岐はないため攻略方法も特に存在しません。前作同様、各チャプタークリア後にシーン単位でプレイできるようになるため、トロフィーの条件である落書きも簡単に獲得可能です。もっとも、注意深くプレイしていれば1週目でも十分収集可能ではあります。

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