おっさんだってゲームがしたい

2020年12月31日木曜日

[2020] 年末だし今年やったゲームを振り返る

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2020年ももう終わりなのでここらへんで今年やったゲームでも振り返ってみようかなと思いました。

今年やったゲームは19本

例年はだいたい20本程度なのでプレイ本数に関しては平均的。19本のうちPlayStationが15本、NintendoSwitchが3本、OculusQuestが1本でした。

今年はPS5の発売があったものの、タイトルに関しては特に面白いゲームが出なかったのが残念でした。来年もまだPS4が現役なのかなぁ。

とりあえずランキング形式で順番に簡単に振り返ってみようかと思います。ワースト/ベスト3は記事の最後に載せます。

16. Minefield

その名の通り、なんの変哲もないマインスイーパー。ハードはPS4。なんでこんなゲームをわざわざやったかというと、昔ブラウザゲームに同名のMinefieldというMMOマインスイーパーがあって、それを調べたらヒットしてもしかしたらと思いダウンロードした、という経緯。ごく普通のマインスイーパーゆえこの順位ですが久しぶりにやったら意外と楽しめました。無料です。

15. Marvel's Spider-Man: Miles Morales

PS5ローンチタイトルの一つで、2018年に話題になったMarvel's Spider-Manの一応続編。一番期待していたタイトルでしたがいざ遊んでみると結構がっかり。ストーリーはつまらないわけではないですが6時間もかからずクリア、やり込んでも15時間ほどの圧倒的ボリューム不足(ちなみに前作のDLCは3本で10時間くらい)。おまけに定期的にPS5ごとクラッシュするバグもあってかなり不安でした。アクション面も大きな進化はなく戦闘もマンネリ気味。ただグラフィックはめちゃくちゃキレイで、しかもロード時間はほぼゼロ。PS5のハードウェアを体験するにはピッタリのゲームだと思います。

14. リングフィットアドベンチャー

めっちゃ流行ってたフィットネス系ゲーム。なぜか家にリングコンが2つあります。カジュアルに楽しめるかなと思って買ってみたんですが思ったよりもガチで無事死にました。ゲーム自体も面白いかと言われるとそうでもなく、いや面白さを追求したゲームではないのでそういうものなんだとは思いますが、面白かったゲームのランキングとしてはこの辺の位置づけ。定期的に投げ出しては定期的に再開してますが、意外と効果はありそう。

13. Zone of the Enders HD Edition

続編であるANUBIS ZOEは昔プレイしていて、ちょうどフリープレイに来ていたので遊んでみました。オリジナルはPS2のいわゆるロボットアクションゲームで、オービタルフレームと呼ばれるロボットに載ってハイスピードな360度空中戦を楽しめます。アクションとしてはかなり簡単な部類で、ボタンガチャでクリアできるのでアクションが苦手な人にもおすすめできます。ただボリュームはかなり少なめで5時間くらいで終わります。

12. ASTRO's PLAYROOM

PS5にプリインストールされているタイトル。PS5紹介ゲームかと思いきや意外としっかりとしたアクションゲームでした。見た目はカジュアルですが難易度はそこそこ。これまでのソニー製品を集めながら攻略していくので、昔からソニーのハードを遊んでいる人は思い出に浸りながら楽しめると思います。一部の収集アイテムがめちゃくちゃわかりにくい場所にあり、ゲームプレイヤーとしての嗅覚が試されます。

11. ポケットモンスター ソード/シールド

ポケモン最新作。初代からBW2までしかやっていないので久しぶりのポケモンでしたが、なんかもう進化しすぎて個人的にはポケモン感があんまり感じられませんでした。途中までは楽しめましたがふと熱が冷めてやめてしまったので、最後までやったらもっと面白いのかも。おっさんなのでやっぱりドットが至高。

10. あつまれどうぶつの森

遊ぶつもりはなかったけど、本体セットの抽選に当たってしまったので購入&プレイ。立て続けに割とハードなアクションゲームばかりやっていたので、癒やし枠として1日の終わりにちょっとだけ遊んでいたんですが虫とか魚とかコンプしたくなってきて結果割とガチな感じになり、最終的にカブの売買に辟易してやめました。恐ろしいゲーム…

9. GOD EATER RESURRECTION

セールで安くなってたのでいまさら買って遊んだゲーム。2と2RBはプレイ済みだったのであまり期待してなかったんですが個人的にはシリーズで一番面白かったと思います。本作は本シリーズのテーマでもある「捕喰」をフィーチャーしたアクション「プレデタースタイル」が導入され、敵攻撃後の隙きを見計らって捕喰し自信を強化していくという戦い方ができるようになりました。最終的には銃ブッパで無双ゲーなので、歯ごたえのあるアクションをやりたい人ではなく無双したい人向けのゲームです。

8. Marvel's Spider-Man Remastered

PS5のマイルズを買ったときについてきたやつ。内容はPS4版のスパイダーマンと同じで、60FPSやレイトレに対応したもの。先にマイルズをやっていたのと、そもそもPS4版のスパイダーマン自体グラフィックがかなり綺麗なこともありそこまで衝撃は受けなかったかな。ただマイルズ同様クラッシュしまくるし、突然床が消滅するバグとかもあったのでちょっと残念。マイルズ同様ファストトラベルですらロードはなく、マップの移動も非常に快適です。PS5が手に入ったらぜひともやってもらいたいタイトルの一本です。

7. Ghost of Tsushima

発売前に話題になりまくった、対馬が舞台となったオープンワールドゲーム。アクションの出来も非常によく、守るべきものを守るため自らの信念に背いていく主人公を描いたストーリーも秀逸。難易度は高いもののロード時間は短く快適に遊べます。ただDLCとしてリリースされたオンラインの出来はあまりよくなく、大禍とよばれるモードはマッチメイキングなしで数時間大縄跳びさせられるクソゲーでした(今では野良マルチもできるみたいですがクリアは難しいと思います)。本編だけならやる価値ありです。ヽ(゚∀゚)ノ チンハルオ!

6. 仁王

今年一番ハマったゲームが仁王2なんですが、なんで仁王2をやるに至ったかというと、フリープレイで配信された仁王がめちゃくちゃ面白かったからです。それまで死にゲーと呼ばれる高難度アクションにはあまり手を出していなかったんですが、ハクスラ好きな傾向もあり一瞬でドハマリしました。高難度といっても装備が揃ってくるとそれまで苦戦しまくっていた敵を簡単に倒せるようになり、ある種の無双ゲームのような爽快感もでてきます。ただRPG要素もあり難しいのは装備が揃っていない序盤だけなので、死にゲーというジャンルが好きな人にはあまり刺さらないかも。

5. BeatSaber

剣をブンブン振りまくって流れてくるキューブをリズムに合わせて斬る音ゲー。去年からずっと定期的に遊び続けているゲームです。一応PSVR版もありますが楽曲が限られているのでイマイチ。買った当時はクリアできなかった難易度も今やるとそこそこ簡単にクリアできてしまうので成長を感じられます。ただ汗が滝のように流れるので夏やると死にます。OculusQuest2も出たので一度はやってもらいたいVRゲームです。

4. イースIX -Monstrum NOX-

僕の大好きなイースシリーズのナンバリング最新作。システムはまんまイース8で舞台が変わっただけですが、もとからシステムの完成度は高いので満足。王道でありながらイースらしいキャラクターに重きをおいたストーリーにもめちゃくちゃ引き込まれます。誰にでも遊べるアクションを謳い文句にしているだけあって難易度はかなり低く、ボタンガチャでも爽快感のある戦闘が楽しめます。本当に素晴らしいゲームなんですがやはり8の完成度が高すぎて若干小さくまとまっているかなという印象。ゲームシステムは同じなので本作で興味を持ったらぜひ8もやってもらいたいです。

ベスト3

ここからは今年やってよかったゲームベスト3を紹介します。

3. 仁王2

仁王シリーズの続編。前作の面白さはそのままに、不便だった要素が大幅に修正され、戦闘をより楽しくしてくれるアクションや武器が導入されました。ヒットアンドアウェイで攻略していくボスや、インファイトでギリギリの戦いをしていくボスなど、より死にゲーらしいボスがたくさん追加され、緊張感のあるボス戦が楽しめます。

仁王シリーズはマルチプレにも力を入れているのですが、本作では3人でマルチプレイが可能になり、まれびと(ホストのステージクリアを手伝うモード)召喚時のステージの攻略は前作に比べてかなり難易度が下がりました。一方常世同行(3人でステージをクリアするモード)では敵の数や体力が大幅に増え、特にボス戦はダメージを負った味方からターゲットをそらしたりバフを味方にかけたりする必要が出てきて共闘感が増しました。

2. SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE

2019年に発売された、「SEKIROから逃げるな」でおなじみの死にゲーの最高峰。色んな人に勧められたので重い腰を上げてプレイしました。数ある死にゲーの中でも頭一つ飛び抜けて難しく、他のゲームにありがちな救済要素は皆無で、とにかくプレイヤーの腕のみを要求するストイックなゲーム。瞬発力はほとんど必要なくひたすら死にまくって覚える、ある種の覚えゲーの側面がありつつもボスを倒したときの達成感は非常に大きく、何度でもプレイしたくなるようなデザインが秀逸。特に死にゲーというシステムにおいて重要なスタミナの概念を廃止し、新たに導入された「体幹」システムの完成度が非常に高く、ヒットアンドアウェイではなく敵に近づいてタイミングを見計らって攻撃とガードを使い分けて戦う緊張感はまさに剣戟そのもの。

フロムゲーらしくストーリーや設定もしっかり練ってあり、世界観も非常に完成されているので、マップを走り回って色々と考察するのも面白いです。難易度がかなり高いのでおすすめしにくいですが、一度始めたらクリアまで一気に遊んでしまいたくなる神ゲーです。

1. DEATH STRANDING

今年一番面白かったゲームがこれ。デス・ストランディングの発生によって人々が分断された世界で、プレイヤーは再び世界をつなぐために一人荷物を配送しながら北アメリカ大陸を東から西へと横断します。正直何が面白いのかわからないのにクリア後もたまに起動して配送しちゃうくらいめちゃくちゃ面白い。ストーリーも多くは語られませんが小島監督作品ということで設定はしっかり練られていて、プレイすればするほど世界に引き込まれていきます。

やることは基本的に荷物の配送ですが、配送を効率よく進めるために国道を復旧したり、乗り物など様々なアイテムを開発したりしながら物語を勧めていきます。秀逸なのはマルチ要素で、他のプレイヤーとリアルタイムで交流できるようなシステムではなく、プレイヤーがゲームの中でなにか行動すると、それが他のプレイヤーと同期されるという仕組み。劣化した施設を修復したり、誰かが落としたアイテムを届けてあげたり、最初は道がなかった場所に新たに道ができたりと、ゆるくはありながらもしっかりと他のプレイヤーと「繋がっている」ことを実感できる作りになっています。

ゲームの作り上、序盤はそれほど広くないマップで作業をすることになるので、その時点で離脱する人が多いみたいですが、物語が進むと一気にできることが増えて楽しくなるので、遊べる環境がある人には一度ぜひ遊んでもらいたいタイトルです。

ワースト3

ここからは微妙だったゲームの紹介です。

17. ソニックフォース

ソニックシリーズはプレイしたことがなかったので、フリープレイで配信されていたこのタイトルを遊んでみました。正直期待はずれというか、どの層をターゲットにしているのかわかりませんでした。ファン層にはおそらくボリューム不足だと思いますし、ライト層には難易度が高すぎるような気がしました。ストーリーも薄っぺらく、プレイヤーは置いてけぼり。ハイスピードアクションなのに足を止めるギミックが多くストレスフルなステージが多かったように思います。シリーズ経験者がプレイしたらまた評価は変わるのかもしれません。プレイ時間は非常に短いですが、このゲームを遊ぶくらいなは他に遊んだほうがいいゲームはたくさんあります。

18. Godfall

PS5のローンチタイトルの一つで、剣戟ハクスラゲーム。ハクスラと聞いて買ってみたものの大ハズレ。そもそも製品として完成しておらず、テキスト表示バグに誤訳、アイテムを取ればフリーズ、装備を変えればフリーズ、おまけにPS5ごとクラッシュまであります。ハクスラにしてはアイテムを集める要素も乏しく、ヴェイラープレートと呼ばれるプレイヤーの鎧の差別化もされておらず、装備を集めるのにも大金がかかるため全然ハクスラできません。その上トロフィー獲得に必要なコンテンツは一回数時間かかり、運が良くないとクラッシュしたりバグって先に進めなくなるなど、製品レベルに到達していないようなバグばかり。マルチプレイも他のプレイヤーが同じ空間にいるというだけで、協力する要素は一つもありません。というかマルチだとバグりすぎてクリアが難しいくらい。2000円くらいならまだ理解できますがフルプライスでこれは本当にひどい。

ただアクション面に関しては光るものがあり、派手なエフェクトとアダプティブトリガーによる戦闘演出がめちゃくちゃ気持ちいいのも事実。しっかり数十時間遊んでしまうくらいにハマってしまう楽しさがあります。力を入れる部分はちゃんとわかりつつも、開発力や開発期間が足りてないなぁ、と感じる一本でした。

19. GOD EATER 3

輝くクソゲー第一位はGOD EATERシリーズ最新作のGOD EATER 3です。とんでもないクソゲーが出たなと感心しました。特にバグとかがあるわけではなく、単純にアクションゲームとしてつまらない。前作(GOD EATER RESURRECTION)で導入されたプレデタースタイルも無ければ、スキルもほとんどリストラされ、プレイヤーのモーションもごっそり削除。ストーリーも薄っぺらくDLCはほぼボイスドラマの手抜き具合。敵のモーションだけは高速化され、プレイヤー側は謎の入力遅延でまともにアクションすることもできません。

目玉となる敵の捕喰行為も発想は悪くないものの、ガード不能で追尾能力も高く、当たるまで延々と繰り出してくるクソムーブの代表格。しかも食らうとすべてのバフやバースト状態が消された上リンクエイド(ダウンした味方を助けること)不可能になるという強烈なデメリット付き。グラフィックはきれいになっていますがPS4のタイトルとしてはイマイチ。携帯機だった頃の操作系をそのまま引き継いでいて操作性もかなり悪いです(アクションゲームにおいて重要なガードは、GEシリーズではR1+○の同時押しで使いにくい)。とにかく至るところでストレスフルなゲームでした。

アクションゲームとしては下の中くらいなのでやる価値はほとんどないと思います。シリーズ経験者なら絶望すること間違いなしなのでプレイはおすすめしません。

まとめ

今年も結構ゲームした一年でした。本数こそ多くはないものの仁王2だけで500時間程度は遊んでいるので例年よりは明らかにゲームに割いた時間は多かったんじゃないかと思います。来年はモンスターハンターライズを筆頭にやりたいゲームがあるのでそれに期待しつつたくさんのゲームに触れられたらと思います。

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