おっさんだってゲームがしたい

2019年5月1日水曜日

[PS3/トロコン] メタルギア ライジング リベンジェンス

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ゴールデンウィークということで詰み積みゲー崩しに挑戦。Amazonで800円くらいで投げ売りされていたのでとりあえず買っておいたMGRを遊ぶことにしました(今更)。

プラットフォーム PlayStation 3
ジャンル ライトニングボルトアクション
発売日 2013年2月21日
おすすめ度 ★★★★★☆☆☆☆☆(5/10)
難易度 ★★★★★★★★★★(10/10)
トロフィー難易度 ★★★★★★★★☆☆(8/10)

超骨太アクションゲーム

シノギカウンターでスタイリッシュ反撃

本作は、メタルギアシリーズに登場するキャラクター雷電のスピンオフ作品です。メタルギアと言いつつもステルス要素はほとんどなく、雷電を操作して敵を斬りまくるゲームです。プラチナゲームズ製ということでアクションの爽快感はすばらしく、またシノギと呼ばれるガード方法もアクションと相性がぴったりで、(低難易度では)ガチャガチャやっているだけでもスタイリッシュなアクションを繰り出すことができます。タイミングよく敵の攻撃をガードするとシノギカウンターが発動し、そこからチャンスアタックと呼ばれる特別なアクションに移ることができます。簡単な操作でとてもかっこいいプレイが可能です。

高難度ではザコの攻撃でも致命傷に

一方でNORMAL以上の難易度では難しさが格段に上がります。敵の攻撃を適切に見切る事ができなければ雑魚戦すら攻略することができません。かなりの試行錯誤が必要なため、スキルが要求されるゲームが好きな人には強くおすすめできます。逆にアクションゲームが苦手な方は避けておいたほうがいい難易度とも言えます。僕自身も途中で詰んで放置していました。

戦闘中の演出も素晴らしい

斬撃モードで大ダメージ

物語の途中途中に挟まれるムービーも豊富ですが、戦闘中に挟まれる演出も爽快感に一役買っています。戦闘の流れを遮らないような作りになっていて、アクションの没入感を高めます。BGMはどれも素晴らしく、ボス戦などでは戦闘が佳境に入るとボーカルが入るようになったりと、スタイリッシュな戦闘を盛り上げます。

ストーリーはボリューム不足、カメラと操作性はクソ

アクション以外はどれもがっかりクオリティです。ストーリーは適当でかなり短くしりすぼみです。MGSシリーズのような濃いストーリーを期待している人にはおすすめできません。ただアクションゲームとして考えると長すぎても疲れるだけなので、このくらいがちょうどいいのかもしれません。

またプラチナゲームズ製ということでカメラはかなりひどいです。シノギによるガードは敵の方向を向いた上で攻撃ボタンを押す事によって発動するのですが、方向キーを押した瞬間にカメラがあらぬ方向を向き、結果として意図しない方向を向いてしまってガードに失敗する、といったことが頻発します。またサブウェポンを構えるとカメラがあらぬ方向を向いたり、勝手に向きをリセットしたり、壁の方向を向いたりととにかく本作はカメラとの勝負です。一応ターゲットロックもあるのですが、勝手に外れたりぜんぜん違う敵をロックしていたり、そもそも任意の敵をロックできないので使い物になりません。加えて操作性もかなりひどく、特にメニューや武器切り替えなどは一度立ち止まる必要があり、戦闘中の切り替えはリスクを伴います。

つまらないVRミッション

とても難しい

本編とは別に、VRミッションと呼ばれるステージクリアタイムを競うモードがあります。これがまためちゃくちゃつまらない。スタイリッシュなアクションとは程遠く、使い勝手の悪いサブウェポンを使わされたり、ミサイルの嵐の中ゴールまで走るといった運要素の強いミッションが大半を占めていて、めちゃくちゃストレスがたまります。トロフィーを狙わないのであればプレイを避けるべきです。

攻略

シノギがすべて

一にも二にもまずはシノギです。シノギができないことには先に進む事ができません。EASYにはシノギアシストがあるので、この機能を有効にしてタイミングを覚えるといいと思います。敵の攻撃にはシノギでガードできるものとできないものがあります。そのため、すべての敵のモーションを覚える必要があります。シノギの受付時間はかなり長い(1秒くらい?)はあるので、早めの入力で事故を防げます。

あとは攻めすぎないこと。特に強攻撃やニンジャランなどを行っている際はすばやくシノギに持っていけないので、攻めすぎには注意しましょう。敵の攻撃をよくみてチャンスを見極めることが重要です。

また不要な戦闘を避けるのも重要です。敵に気づかれず背後または上からニンジャキルと呼ばれるアクションで敵を一撃で倒すことができます。これによって戦闘を回避することが可能です。有効に使っていきましょう。

トロフィー攻略

ゲーム自体の難しさもあり、アクションが苦手な方は一部のトロフィーの獲得が不可能だと思われます。プレイ時間は38時間ほど。DLCは更に難しいのでトロフィーの獲得は狙っていません。前提としてシノギカウンターを意図的に狙える程度のスキルが必要です。攻撃が見切りやすい犬やミストラルあたりをノーダメージで倒せていれば十分獲得可能です。

雷神の化身

本作の難関その1。難易度VERY HARDでストーリーをクリアすると解放される最高難易度REVENGEANCEで、すべてのチャプターをSランククリアすると獲得。VERY HARDをプレイしなくても、タイトル画面でコナミコマンド(↑↑↓↓←→←→×○)を入力すると雷電がタイトルコールしてREVENGEANCEが解放されます。

Sランク獲得のためには、ほぼすべての戦闘でノーダメージは必須となり、追加で斬奪を行う必要があります。ボス戦ではノーダメージのみではスコアが足りないため、積極的に連続ヒット数を稼ぐ必要があります。そのため、異常なまでに高い難度となっています。敵の火力、体力、行動頻度も他の難易度い比べて非常に高くなっています。ただし、ノーダメージであれば敵の火力は関係ないのであまり問題にはなりません。一方、難易度REVENGEANCEのみシノギカウンターのダメージが非常に高くなっているため、ノーダメージという観点においてはNORMALよりも簡単と言えます。

DLC装備であるフォックスブレード、ID20個収集で手に入る無限ウィッグBがあれば格段に難易度が下がります。フォックスブレードは敵を装甲ごと斬ることができ、無限ウィッグBはFCゲージが減らないので常時リッパーモードを使うことができるため、雑魚戦はニンジャランだけでも意外と戦えます。ボス戦もリッパーモードからの斬撃モードでハイパースローになるため、この状態で大量のダメージを与えることができます。雑魚戦よりもかなり簡単です(モンスーンを除く)。

ノーダメージはSランクの必須条件

ボス戦はモンスーンが鬼門となると思います。REVENGEANCEのみで使えるハメがあるので、これを使えば比較的簡単に倒すことができます。

雑魚戦のネックとなるのはR0とR4のエレベーター前防衛戦、R4のスペア戦だと思います。というかR4は全体的に難易度がめちゃくちゃ高く、ここをクリアできれば残りは作業です。R0は自己修復用ナノペーストもなく、一撃で力尽きるため単純にアクションの腕が求められます。ただしRAYの行動パターンは単純なのでそこまで苦戦しないでしょう。多分一番最初の月光のほうが難しいと思います。プレイする際は必ずセーブデータのコピーを取りましょう。

最後のグラートがきつい…

R4のエレベーター前防衛戦は無限ウィッグA必須です。ナノペーストも最大にしてちゃんと装備しておきましょう。ここはノーダメージである必要はありませんが、時間をかけすぎるとAランクになってしまいます。

シノギカウンターがこうかばつぐん

スペア戦は、ミストラルとモンスーンの連戦です。途中セーブがないので、ここもかなりの腕を求められる戦闘です。幸いなことにミストラルはシノギカウンターで一撃なので、サクッと倒してモンスーン戦に臨みましょう。ここのモンスーンはR3と違い、斬撃モードでハメることができるので、どうしても苦戦する場合は斬撃ハメで倒します。ちなみに仔月光をたくさん倒しておくとノーダメージでなくてもSランクが取れるらしいです。

仮想世界の神

本作の難関その2。すべてのVRミッションで1stの記録を更新すると獲得。クソつまらない上全体的にイライラする構成で、クリアに必要なのはスキルよりも運です。そのため個人的にはこっちのほうが苦戦しました。一部を除きクリアだけなら簡単ですが、1stとなるとミッション1から殺しにかかってきます。とはいえ、ミッション16までは攻略動画を参考に根気よく続ければそのうちクリアできると思います。問題は17と18。この2つがとにかく鬼門。ネット上では18が難しいとされていますが個人的には17のほうが難しかったです。18は1時間くらいで突破しましたが、17は4時間ほどかかりました。

17はとにかくクソカメラがクソじゃなくなるよう祈りながら、ミサイルが当たるよう祈りながらプレイするだけです。ここは本当に運次第なので、めげずに何度も挑戦してください。攻略方法はないです。

チャンスは逃さない

18は他のミッションと違い時間にかなり余裕があるため、クリアさえできれば1stは確実です。ただし、敵の強さがREVENGEANCE基準のためシノギ損ねると終了です。1戦目の月光は突進→シノギ→チャンスアタックで簡単に終わります。2戦目のマスティフは、初期位置に戻ると高確率で2体同時にジャンプ攻撃をしてくるので、シノギカウンターで2体同時に倒せます。3戦目は犬の攻撃を重装兵に当てることができればかなり難易度が下がります。まずは犬をシノギカウンターで倒したあと、ブラッドラストで重装兵をちくちく叩けば倒せます。4戦目のグラートはボーナスステージ。ディストピアで麻痺させて攻撃、を繰り返して簡単に倒せます。おそらく3戦目の犬+重装兵が一番の鬼門かなと。

ちなみに19もかなりの難しさですが、開始直後に左側に走り、壁を超えて落下すると何故か無敵になれます。バグ技ですがつまらないVRミッションをいち早く終わらせるための最善手でしょう。

アマチュア無線一級

ストーリーの補足があるのでちゃんと聞こう

ゴールドだけあって地味に難しいトロフィー。難しいと言っても作業なので誰でも取れます。無線はセレクトボタンから使用できます(知らなかった)。新しい敵、新しいステージ、何らかのイベントがあったあとなどは忘れずに無線を聞いてください。途中セーブがあるボス戦は、そのタイミングでも無線が変わるので忘れずに。チャプター選択からでも獲得できますが、トロフィー「変装破り」などと合わせてストーリーを最初から遊びつつ集めていくのが効率的かなと思います。

サイボーグ強化反対/サイボーグ重武装禁止

強化サイボーグと重装サイボーグをそれぞれ100体倒すと獲得。他の○体倒す系と違い、狙わないと取りにくいトロフィーです。R07で1戦目(ゲート前)を終わらせるとセーブが入ります。そこからエクセルサス戦までの間に何体か出てくるので、それらを倒してセーブ→リスタートで稼げます。

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